幹事クリタのコーカイ日誌2007

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2月15日 ● カンタン確定申告。

 僕は昨年マンションを買ったので、今年確定申告をすれば税金が戻ってきます。住宅ローンの残高によっては最高で30万円も戻ってくるのですから、これをやらない手はありません。と言っても、確定申告って言うのはいちいちわかりにくい専門用語をくぐり抜けて、面倒な計算をして、書類を揃えなければならないという煩雑さに、ついつい後回しになってしまいがち。僕も年末から意識はしていたのですが、どうしても他のことにかまけて避けていました。

 しかし還付申告は2月16日以前にできるのですから、なるべく早くやった方が税務署も空いていて良いだろうと思い、バレンタインデーにも関わらず確定申告に取り組むことにしました。まずマネー雑誌の確定申告特集を参照しながら必要書類を揃えます。住民票、源泉徴収票、年末残高証明書、登記簿謄本、売買契約書、それに確定申告用紙と計算明細書。これだけ必要だそうです。

 住民票は最後に区役所に取りにいけば良いので、それ以外の書類を確認します。ないのは登記簿謄本ですが、証明書が「法務局のホームページから取り寄せられる」と雑誌に書いてあるので、アクセスしてみます。ところがうまく表示できないばかりか、1週間くらい時間がかかることがわかり挫折。だったら直接法務局まで取りにいく方が早いなぁと考えながら書類の束を見ていたら、なんと登記の書類の中にそれがあるのを発見。登記をした司法書士が最初から用意しておいてくれたようで、なんだ、そのままこれを出せば良いのかと一安心。

 さて、確定申告用紙と計算明細書ですが、昔はこれも税務署まで貰いに行って、家に帰って計算して記入してまた税務署に持っていって直されて、という手間暇かかったものでしたが、今は「国税庁のホームページからダウンロードできる」と雑誌に書いてあります。アクセスしてみたところ、PDFで書式がアップロードされています。これを印刷して使えば良いのかと思いすぐにプリントアウトしてみます。

 ご丁寧に控え用もあるので、まずは計算明細書から記入していきます。いろいろな書類の数字を転記していけばできますが、かなり面倒。提出用の用紙に書き間違えたら、また印刷しなければなりません。面倒だなぁ、最初から用紙の書式に打ち込んで画面で確認訂正できるようにしてくれれば良いのに、と思ってよくよく国税庁のサイトを眺めていたら、なんとどうやら本当にできるみたいです。

 確定申告用のページに飛ぶと、そこは本当に親切で、画面の案内にしたがって必要な情報や数字を打ち込んでいくだけで、きちんと申告書と明細書ができてしまいました。これにはびっくり。印刷したらちゃんとそのまま提出できるようになっているのです。解説も丁寧でわかりやすく、これなら素人でも何とかなります。20年前に還付申告した時の苦労が嘘のようです。

 最終的な提出も税務署ではなくショッピングセンターの駐車場に作られた臨時の確定申告会場で係りのオジサンに渡しただけ。全く手間がかかりませんでした。これも登録さえしておけばオンラインで提出できてしまうらしいのです。きっと税務署の人も、頭の悪い連中にいちいち説明しながら書き込ませる手間が省けて楽になっていることでしょう。世の中いつの間にか便利になっているんですねぇ。ITさまさまです。


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