幹事クリタのコーカイ日誌2007

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2月14日 ● 義理チョコならご遠慮申し上げます。

 バレンタインデーと言っても、少年時代のときめきは遠く昔に置いてきました。青年時代の見栄も最早ありませんから数を競う時期も過ぎ去りました。中年真っ盛りのバレンタインデーは「お返しが大変」。これに尽きます。

 なにせチョコレートを貰ってもダイエットの妨げになるからあまりバクバクと食べるわけにもいきません。なのにお返しだけはしなくてはいけないのが辛いところ。義理チョコをたくさん貰ったために、ホワイトデー近くになったらデパートで大量のお返しの品を購入している管理職らしい人を見かけると本当に大変だなぁと思います。

 もっとも義理チョコは嬉しくないですが、「感謝」チョコなら貰っても嬉しいからオヤジココロは微妙です。「義理」と「感謝」の線引きは難しいところで、「日頃お世話になっているから」というのが「義理」なのか「感謝」なのか?これは実は贈った方の気持ちとは関係ありません。貰った本人がどう受け取るか次第です。お返しが負担に感じるのも「義理」なればこそで、「感謝」だったらお返しするのもコミュニケーションですから苦ではありません。

 結局のところ、そこに何らかの愛情があるのかどうかが問題なわけです。「金の切れ目が縁の切れ目」では、いくら豪華なチョコを貰っても「どうせお財布目当てでしょ」と思って白けてしまいますからね。チョコが豪華なほど、自分の財布への期待度が大きいということにしかなりません。

 それに僕が貰うチョコの大半は、娘の腹の中に入っていくパターンがここ数年で確立されてしまったので、結局僕はほとんど食べさせてもらえないですしね。娘は僕に「とにかくたくさん貰ってこい」と指令を飛ばしています。義理だろうがなんだろうがチョコはチョコ、という姿勢を崩しません。しかし、年頃の娘がこれ以上太らないようにするためにも、やはり義理チョコを貰うのは控えねばと思う父でした。


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