新年が始まってしばらく経つのに「抱負」を考えていませんでした。まあ仕事始めなので、ここからスタートということで、２００７年をどうしていきたいかいろいろ考えてみます。

　まず何はともあれ「健康」。去年は前半かなり病院のお世話になってしまったので、今年はとにかく怪我にも病気にも留意して１年をつつがなく過ごしていきたいと願っています。と言うか、年を取ると何よりも「健康第一」ということを痛感します。若い頃にはできた無理や無茶がだんだんできなくなってきて、マージンをきちんと取った行動をしないと大変な目に遭うからです。

　で、健康な上で何をしたいかと言うと、まず「財政再建」。去年は新居を購入したことを筆頭に、とにかく生涯で一番金を使いまくった年になりました。働きだしてからの貯金を狂ったように使い倒したという印象です。もちろん無駄遣いしたわけではないのですが、これから子どもたちが進学するという時期に、ダムの水位がぐんと下がって湖底の村が浮かび上がってきたような財政状況はかなり危険です。と言うことで、今年は無駄を省きがっちり財布を締めていきたいと考えています。

　それからこれは今年からというわけではなく、数年前から意識していることなんですが、仕事と関係ない友人を増やしていきたいと思っています。仕事をやめたら年賀状がパタッと来なくなったという話をよく聞きますが、そんな仕事だけしか人間関係がないというつまらない人生は送りたくありません。プライベートな友人というと、テニス関係と学校関係が大半ですが、それ以外の友人も含めて、どんどんコミュニケーションをとっていきたいと考えています。

　最後にテニスの抱負。１８才からテニスを始めて丸２７年になりますが、まだまだ技術的な「伸びしろ」はたくさんあると思っています。４０代半ばにもなれば目を筆頭に身体的な衰えも感じ始めてはいますが、それよりも技術的な進歩が上回ればトータルな「テニス力」はアップします。と言うことで、改良を続けているサービスをはじめ、もう一度自分の持つ技術を再点検して、今年はさらならレベルアップを図るための「改造元年」にするつもりです。チャレンジすることを忘れてはテニスは楽しくありませんからね。