幹事クリタのコーカイ日誌2006

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12月26日 ● 「のだめ」最終回?

 ドラマ『のだめカンタービレ』が最終回を迎えました。予想通りにフランス留学直前のところで終わり、何となくメデタシメデタシ、という感じでしたが、どう考えてもこれで本当に終わりじゃないだろうという印象。原作はとっくにのだめも千秋もフランスに留学して快調に話が展開しています。当然、原作ファンとしてはドラマでの続きを期待したくなります。

 それほど、このドラマは原作を見事に映像化してくれました。ストーリーが原作に忠実というだけではなく、カット割りなどもまるで原作が絵コンテであったかのようにそのまま撮っている部分が多く、そのたびに原作ファンは「ニヤリ」としてしまいました。

 またキャラクターも不自然じゃない程度に(竹中のミルヒー以外)似ているのがまた良い感じで、かつてのテレビ朝日系列の『ガラスの仮面』や『エースを狙え!』のような無茶はしていないけど「わかる!」というさじ加減が絶妙。特に黒木くんなど、登場した時に一目見ただけで「おっ、黒木くんだ」とわかるほどそっくりなのに自然で良い味出していました。

 何よりこのドラマの素晴らしさは過激でマンガチックな演出をしているのに、ドラマとしてのリアリティを失っていないところ。コントになるぎりぎりのところでとどまっている演出の距離感が素晴らしいと思います。しかも、原作では味わえない実際の音楽をたっぷり聴かせてくれたのですから文句なし。原作ファンがこれほど満足できるドラマ化というのも珍しいでしょう。

 こうなると、本当にこれでドラマ「のだめ」は終わりか、ということが気になります。原作はまだ先に進んでいるんだし、作品の質も高かったし、視聴率もそこそこ取ることができました。と言うことで、恐らくはフランス篇を春か秋にSPドラマでやるんじゃないかと思われますが、できたら1年後くらいにレギュラー枠で「のだめ2」をやって欲しいものです。ほとんどがヨーロッパロケになるので制作費的に難しいとは思いますけど。


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