幹事クリタのコーカイ日誌2006

[ 前日翌日最新今月 ]


 
12月6日 ● 誕生日よりも正月に年を取る。

 今年も残すところ1ヶ月を切り、忘年会は真っ盛り、年賀状の準備をしなくてはいけないし、マスコミでは今年を振り返った企画がぼちぼちと出てきています。ああ、また1年終わってしまった、また年を取ってしまうと感じます。

 子どもの頃はもちろん、まだ若い頃は誕生日が来ると年を取っていました。当たり前のようですが、実は最近は誕生日よりもむしろ正月を迎えると年を取った気がします。満年齢よりも数え年齢なのです。毎年正月が来ると「今年で○○才か」と思います。そこで強く「今年の年齢」を意識するせいか、実際に誕生日が来る前にすでに○○才になった気分でいるのです。だから誕生日が来る頃にはすっかり○○才に馴染んでいて、誕生日にはさらにもう1才年を取ったような勘違いさえしそうです。

 「今年でいくつ」というカウント方法に馴染んでくると、僕のような早生まれの人間は学年がひとつ下の人と「同い年」感覚が強くなってきます。干支が一緒なら年齢も一緒、という気分です。早生まれにとっては1才でも若く感じるので悪くないのですが、一緒と思われるひとつ下の学年の人にしてみれば「一緒にしないで欲しい」と思うかも。でも「この年になって学年なんて、いつまで学生気分でいるんだ」なんて言って強引に年下の仲間入りです。

 もっとも年を取ると、そもそも年齢自体をあまり意識しなくなるというか、だんだんアバウトになってきます。10代や20代の頃は1才違えば全然違うと思っていましたし、3才も違ったら世代が違うくらいに感じていました。ところが最近はプラマイ5才くらいは同じようなものかと思うし、10才くらい違っても「中年」は「中年」だと思えばそれほど違和感はありません。

 大事なのは暦の上の年齢ではなく、精神年齢であり体力年齢であり見た目年齢です。中身が若々しく充実していることが大事で、そうあることができれば誕生日に何才になろうと一向に構いません。アンチエイジングというのは単に美容のことではなく、人生そのものをいかに楽しむかということです。

 ま、そうは言っても年が明けて1ヶ月そこそこで僕の誕生日がきます。いくつになっても良いけど、プレゼントだけは貰えれば嬉しいものなので、やっぱり誕生日は大事です。


とりあえず、読むたびに(1日1回)

を押してください。 日記才人という人気ランキングに投票されます。
初めての方は、初回のみ投票者登録画面に飛びます。
結構更新の励みにしていますので、押していってくださると嬉しいです。