幹事クリタのコーカイ日誌2006

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10月24日 ● ドラマ一巡の感想。

 秋の新ドラマも一巡して大体感じはつかめてきました。今クールは結構期待していたドラマが多かったので、見るのも大変でしたが、それなりに収穫があったかなと思っています。

 まず一押しは『のだめカンタービレ』。正直、ここまで面白いとは思いませんでした。月9ではなく日テレの土9のノリです。演出の過剰さ、キャラの濃さ、中途半端なリアリティを無視したぶっ飛び方など、実に日テレ的で、よく研究していることを感じさせます。

 人気マンガ原作だけにプレッシャーもかかるとか思いきや、むしろマンガをベースにしながらもドラマ的に上手に作り込んでいるので、マンガを読んでいる人も読んでいない人もちゃんと楽しめます。マンガを上回っているのは、やはり紙の上でしか表現できないマンガと違って、ドラマでは実際に音楽を聴くことができること。専門家の耳にはどう聞こえているのかわかりませんが、僕のような素人にはやはりわかりやすくて良いと思います。

 100点が「のだめ」だとすると、85点が『Dr.コトー診療所2006』。前作からのシリーズですから安定感は抜群です。ただちょっと内容が暗くなってしまったのが残念。あまりドラマチックにし過ぎない方が良いと思うのですが、脚本が頑張りすぎている気配も感じます。

 ここまでが完全に合格ラインで、当落線上のドラマが『役者魂』と『セーラー服と機関銃』です。どちらもコメディタッチなのですが、「のだめ」の暴力的なまでの突っ走り方に比べてしまうと物足りません。もちろん、笑わせるだけのドラマではないのですから、笑ってばかりでなくても良いのですが、ちょっとテンポが遅いというか、少々じれったいところは感じます。もう少し見てから、どうしようか考えます。

 後のドラマは残念ながら見続ける気はありません。なにせ4本でも多すぎますからね。これ以上ドラマを見ていたらぐちゃぐちゃです。


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