幹事クリタのコーカイ日誌2006

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10月23日 ● 赤西休業問題の続編。

 一昨日KAT−TUNの赤西仁休業事件について書いたところ、3人のファンの人からメールを貰いました。1人は長年の付き合いがある女友達で(彼女が赤西ファンだったことは今回初めて知りましたが)、もう1人は初めてメールをくれたこの「コーカイ日誌」の読者の人、そしてもう1人が恐らく検索エンジンで見つけて読んでメールを送ってきた匿名の人です。当然僕との距離感がまちまちなだけに、メールの調子もそれぞれで、前者2人は礼儀正しく丁寧ですが、最後の1人は「赤西くんをバカにするな!」というありがちなファンからの書き捨て抗議メールでした。

 ただメールの印象はまちまちでも、結局言いたいことはどうやら同じで、要は「赤西は本当に語学留学したいんであって、事務所に切られたわけではない」ということのようです。赤西が海外に興味があることはファンの間では結構知られている話だったそうで、今回のこともタイミングはともかくある程度予想はできたということなのだそうです。

 そうかも知れませんし、そうじゃないかも知れません。残念ながらファンと言っても結局は一般人であり、本当に赤西やジャニーズ事務所と直接話をできる立場にあるわけではないのですから、その情報がどこまで正しいのかは確かめる術はありません。また例え親友や家族であっても、当人じゃなければわからないこと、理解できないことはあります。赤西が「語学留学したい」とメンバーや事務所に言ったとしても、それだけが休業の理由なのかどうかは本人にしかわかりません。誰にも言えないことってのも人間にはありますからね。

 で、僕が一昨日書きたかったのは、週刊誌に面白おかしく書かれているようなグループ内での対立とか喧嘩があったかなかったというようなことではなく、今回の赤西休業事件が、赤西個人、KAT−TUNというグループ、そしてジャニーズ事務所に対して与える影響、もっとはっきり言うとイメージダウンについてだったのです。すなわち僕は赤西の休業の真相がどうだということよりも、こういうことが起きるとどういう影響が出るかということに関心があるわけです。ファンの人は赤西個人が大事かも知れませんが、僕には芸能界におけるジャニーズ事務所の地位低下の方が興味深く、メールをくれた人たちのような「ファンの視点」は必要も興味もありません。

 売り出し中、それもSMAPにとって代わろうかという勢いのあるグループが、こうして水を差されるというのはかなりのダメージですし、事務所として大失態だろうと思います。この前にはNEWSのメンバーの立て続けの不祥事もあったことだし、そうでなくてもいろいろと書きたてられているわけですから、ジャニーズ事務所は大きくなるほどにどんどん悪いイメージも蓄積されてきています。

 今はまだ「ジャニーズ帝国」と言われるだけのパワーを持っていますから、何とかこの事態も乗り切ることでしょうけど、こうしたことを繰り返していくことは「帝国」に対してボディブローのように効いてきます。いつか帝国が崩れ去る日が訪れるのだとしたら、これが「終わりの始まり」になるのでしょうか。


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