幹事クリタのコーカイ日誌2006

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10月21日 ● 赤西の休業と槇原の盗作。

 なんだかよくわからないけど芸能週刊誌的には「おいしい」話題が2つ。今をときめくKAT−TUNの赤西仁が休業宣言。女子中学生・高校生の間でも大騒ぎの様子ですが、もちろん週刊誌もいろいろと書きたてています。

 公式には語学留学のためとか何とか言っていますが、世の中のほとんどの人はそんなことは信じていません。赤西が自分を疎かにする事務所に対して切れたのか、反抗的で協調性のない赤西に対して事務所が切れたのか、どっちもどっちなんだろうと思いますが、いずれにしてもジャニーズ事務所は赤西への対応(教育?)を間違えたことは確かでしょう。売り出し中のグループにとっては完全に水を差されたカタチになってしまいました。

 KAT−TUNというグループの中では亀梨と赤西がツートップ。赤レンジャーと青レンジャー。なのに最近は亀梨ばかりが優遇されているのはファンならずともわかっていましたから、赤西がそれに対して切れたと言われればそんなものかと思いますが、普通はだからと言って休業までには到らないものです。

 かつてのSMAPの森の引退とオートレース転向を思い起こさせますが、森の場合は理由がハッキリしていたのに対し、赤西の場合は真相が闇の中だけに、ダメージはより大きいと思います。爽やかにエールで送り出すメンバーという絵をたくさん露出してイメージダウンを最小限にとどめようと懸命に努力していますが、それもどうせ今のうちだけでしょう。今後は赤西の存在は森のように「なかったこと」になるのかどうか、興味深いものがあります。

 もうひとつよくわからないのが槇原敬之の盗作問題。ケミストリーに書いた新曲の歌詞が松本零士の『銀河鉄道999』の歌詞とそっくりだということで、松本先生からクレームがついています。「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」が槇原、「時間は夢を裏切らない 夢も時間を裏切ってはならない」というフレーズが松本。これでは確かにパクリだと言われても仕方ないところです。

 はっきり意識して使ったというよりは、何となく頭の中にその台詞がぼんやり残っていて、知らない間に似てしまったんだろうとは思います。だったら素直に槇原が謝れば良かったんですが(松本先生も本人が謝れば良いと言っていますし)、槇原が「盗作呼ばわりされて嫌な気分。法廷で争ってもいい」などと強硬な態度の上に「“銀河鉄道”というタイトル自体、先人が作った言葉ではないのか」とまで言ってしまっては泥沼化してしまいます。

 「銀河鉄道」は確かに宮沢賢治の言葉ですし、マンガ自体も『銀河鉄道の夜』を枠組みとして意識してはいますが、この場合は盗作とは言いません。あくまでも「本歌取り」というレベルです。きちんと原典を意識して誰にもわかるようにしながら、そこにオリジナリティのあるアレンジを加えているわけですから、そのまま何の工夫もなくパクっている槇原のレベルとは明らかに違います。そういう余計なことを言っては松本先生の怒りの火に油を注ぐようなものです。さっさと男らしく謝ってしまうのが一番だと思いますけどね。でも槇原って「男らしくない」女々しさが売りみたいなところがあるからなぁ。難しいか。

 

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