幹事クリタのコーカイ日誌2006

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10月4日 ● 本当に優秀な女性はモテる。

 お盆に高校の友人たちとプチ同窓会を開いて元気を貰ったのですが、1ヶ月半しか経っていないのに、また似たようなメンバーで集まって飲みました。今回は某経済新聞のデスクとして活躍している親友のM田が名古屋出張に来たので軽く食事でも、というのが話の発端でした。

 男2人で食事(なにせM田は酒が飲めないので)というのも寂しいので、適当に声をかけようということで集まったのがS浦(男)、A地(女)、T田(女)。S浦とA地はいつもの見飽きたメンバーで、大抵集まる時には一緒なのですが、T田は前回のプチ同窓会がほぼ初めて。話もついM田とT田の2人の話が中心になってしまいました。

 経済紙のデスクをしているM田はもちろん優秀な男ですが、T田は女性ながらさらに輪を掛けて優秀な人です。なにせ高校時代の愛称が「アマゾン」。アマゾネス並みで男どももとても歯が立たないのです。高校入学の時は並み居る秀才を押しのけて新入生代表に選ばれ、大学は名古屋で一番難関の国立大医学部に進学、卒業後は某大手総合病院の眼科部長までつとめて、今は独立して開業している優秀な眼科医です。

 しかも勉強ができただけではなく高校大学とテニス部で活躍し、そしてそれだけ優秀なのに愛想が良く小柄で可愛い美人で、学生時代はマドンナ的存在。その上、結婚して何と上は大学生から下は中学生まで4人の男の子のお母さん。勤務医の激務をこなしながら4人の男の子を育ててきたとは恐るべしです。「天は二物を与えず」というのは嘘だと知っていましたが、それにしても彼女はいったい天から何物を与えられていることやら。

 もちろん、単に才能に恵まれているだけではなく、本人は相当の努力と苦労をしてきたであろうことは想像に難くありませんが、いくら努力しようとも運がなく報われない人も世の中にはたくさんいます。きちんと結果を出して努力を結実させてきたということがまた凄いのです。才能だけでも努力だけでも運だけでも、なかなかこうはいきません。

 彼女とは家が地下鉄で2駅しか離れていないので、前回も今回も帰りはずっと一緒に話しながら帰ってきたのですが、とにかく頭が良いので会話が楽です。知識の深さと幅の広さ、回転の速さ、飲み込みの良さ、無駄のない的確な言葉の選択、そして自分の意見を押しつけないで相手に気配りをしながら会話を楽しもうとする姿勢。学ぶべきところがたくさんあります。なるほど、こういう会話をすれば異性にモテるよな〜と(←そこかい!)。中途半端に優秀なせいで、男社会に対して突っ張ってしまい、かえって男のみならず同性からも敬遠される女性がいますが、本当に優秀な人は男女を問わず余裕があるものだということがよくわかりました。

 前回は元気を貰って帰ってきましたが、今回はちょっと刺激も貰って帰ってきました。


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