新居に移ったと言っても、まだ全く片付いていないのですが、それは生活感がある散らかり具合ではなく、まるで生活感のない「仮住まい」的な落ち着かなさです。家具・家電類は置かれたままでモデルルームみたいですし、ダンボールが各部屋に積み上げられていて、まだいくつかの箱を開けただけ。ほとんどは手付かず状態です。

　モノが揃っていないというだけではなく、設備や電気製品なども新しいものなのでどう使うのかわからないし、何をするにしてもいちいち勝手が違ってわかりにくい。妙に部屋が整頓されていて、壁も床もピカピカなところも含めて「ホテルみたい」というのが今の感想です。

　このホテルのような「キレイだけど不自由」な状態は、もちろんこれから少しずつ「便利だけど汚い」という方向へシフトしていくわけですが、できたら「便利でキレイ」という理想的な状態を目指したいと考えています。引越し当日の夜に家族に「美しく暮らす」ことがテーマであると宣言した以上、僕も少しでも長くいまの「キレイ」を維持できるように注意していきたいと思っています。

　そのための一番のポイントは「モノを増やさない」こと。家が片付かない第一の原因はモノが多すぎることに尽きます。だから収納からはみ出さないように、「ひとつ買ったらひとつ捨てる」をモットーにしていくつもりです、と言っているそばから、昨日はホームセンターへ行って、こまごまとした生活用品をトータル２３０００円以上購入してしまいましたけどね。「必需品だから」という言い訳が怖いです。