幹事クリタのコーカイ日誌2006

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9月6日 ● 捨てる、捨てる、捨てられない。

 あと一週間で引っ越しをするために、ようやく家の中の片づけが本格化してきました。とにかく梱包は自分たちでやることにしたので、段ボールにどんどん詰めていかなくてはなりません。一昨日は服を詰めました。冬服、夏服、テニスウエア。古くなってきたものは気に入っていても捨てる、新しくても(時には全く着ていなくても)違ったな、と感じているものも捨てる、お土産で貰ったものも申し訳ないけど捨てる。とにかく捨てまくりです。

 それだけ捨てても、まだまだ服はどこからともなく出てきます。ジーンズなんてほとんど最近買った覚えがないのに6本も7本もぞろぞろと出てきて、結局4本は捨てられずに残すことに。ネクタイにいたっては数十本あるのに、最近はほとんど締めることがないので、かえってどうしていいかわからなくなってしまいました。

 本も難物です。マンガは一部を除いて基本的に持っていきますが、文庫本はよほど気に入っている作者のもの以外は捨てることにしました。ハードカバーが悩むところで、テニス関係とマンガ評論関係の書籍以外は古本屋に売り払うことにしましたが、それでも残しておきたい本はそこそこあって段ボールがいっぱいになってしまいました。

 CD、DVD、ビデオ、カセット、レコードの類はまだ整理を始めていませんが、これらはなかなか捨てられないと思います。特にカセットテープやレコードなどは「デジタル化」すれば、という思いがないわけではないのですが、きっとしないだろうなぁというのも自覚しています。そのまま朽ちていくのを待つのみなら、これを機会に捨ててしまうことも考えているのですが、なかなかそこまでの踏ん切りがつきません。

 本は捨てられるのにレコードは捨てられないというのは、学生の頃の「レコードは高い」という刻み込まれた思いのなせる業かも知れません。中学生の頃になけなしの小遣いをはたいて清水の舞台から飛び降りるような思いで買った、宝物のようなLPをどうして簡単に捨てられましょうか。レコードを捨てることは10代の頃の自分の思い出までも捨てるような気分です。

 かくして捨てられないものが山のように積み上がっていって、段ボールに埋もれていく毎日。早く新居に移りたいです。


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