幹事クリタのコーカイ日誌2006 |
9月2日 ● 高校生クイズの「世界決戦」。 毎年夏の恒例となっている日本テレビ系「全国高等学校クイズ選手権」が昨夜放送されました。この番組の関東予選ロケでオリエンタルラジオが赤坂御用地の東宮付近にパラシュート降下して話題になったという曰く付きの番組ですが、それにはもちろん一切触れず、何事もなかったかのように「クイズの甲子園」をいかにも日テレ的に熱く臭く感動ドキュメンタリー風にまとめていました。 この番組も今年で26回目。と言うことは、26年前から始まったということで、当時僕は19才。惜しい。実に惜しい。僕が高校を卒業した直後に始まったわけです。19才の時に「クイズタイムショック」に初出場した僕としては、もう2才若ければきっとこの番組にもチャレンジしていたことでしょう。 「本家」であるはずの「ウルトラクイズ」がなくなってからも、ずっとこちらは続けている日本テレビの情熱は素直に頭が下がります。そこそこお金をかけてやっていそうな各地区の予選もちらっと映すだけで、膨大な量の映像を編集でぶった切りまくってまとめた2時間半には、本当に「美味しいところ」だけが凝縮しているため、なかなか見応えがありました。 ただ惜しいのは今年から始めた「世界決戦」という蛇足。優勝校がアメリカ、韓国の同種のクイズ番組のチャンピオンと対戦するということだったのですが、実際にはアメリカの高校が英国の空港テロ未遂事件で来日できず、韓国の春川高校と2校だけでの対戦となってしまいました。これで「世界決戦」と銘打つ白々しさはもちろんのこと、やはり文化風俗の違う国との対戦ということで、問題の有利不利がどうしても出てしまっていました。 ホームである日本の県立浦和高校が勝ったものの、何だかスッキリしない勝利に、せっかくの感動も興奮も中途半端なままに終了。どう考えても蛇足でしかありませんでした。企画倒れに終わったこの「世界決戦」。日テレはリベンジに燃えてもう一度トライするのか、あっさりやめて知らん顔をしてしまうのか、来年の秘かな見どころです。 |
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