幹事クリタのコーカイ日誌2006

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8月22日 ● 猛暑の中の大会参加。

 先日の日曜日は猛暑の中でダブルス大会に参加してきました。僕のペアのM浦くんは高校時代にはテニス名門校で鍛えていただけあって技術はなかなかのもの。調子の良い時のサービス、ボレー、ストロークの切れ味はさすが「昔取った杵柄」で、ほーっと感心してしまいます。彼とは3年前のひるがのでペアを組んで好結果を出したことがあるので、今年も久しぶりに頑張りたいと思っています。

 ただM浦くんの弱点はスロースターターでエンジンがかかるまでに時間が必要な上に、スタミナがなくすぐに足が動かなくなること。つまり最高の技術を持ちながら、そのパフォーマンスを発揮できるのがほんの一瞬しかないのです。だからワンデイの大会に参加しても、最初の試合はダメだし、最後の試合もダメ。途中の試合で当たった相手だけが災難という結果になりがちです。

 日曜日の試合では、初戦の相手がサーブもまともに入らない初級者だったお陰で助かりました。1セットで4ポイントしか落とさない完勝。しかもこれが練習代わりになってM浦くんのエンジンがかかり、2試合目の優勝候補の一角と目されていた若いコーチペア相手に完璧なテニスで6-2と圧倒してしまったのです。この時点でのM浦くんのパフォーマンスのままならこの日の優勝は間違いないところでした。

 3試合目、準決勝の相手は中学3年の岐阜のトップジュニアとそのコーチという優勝候補筆頭ペア。実力的にも厳しい相手ではありましたが、それでも最初は2-2とイーブンの戦い。しかし、そこから徐々にM浦くんのスタミナが切れてきました。もともとそんな強豪を相手にして僕の力で支えきれるはずもなく、ずるずると4ゲームを連取されてしまい完敗。さらにエキジビ的な3位決定戦では、もはや残り火を何とか燃やしても5-5まで持ち込むのが精一杯で、最後は完全に足が止まってジ・エンド。終わってみれば、いつものパターンです。

 ただ収穫ももちろんありました。まずM浦くんの調子次第ですが、良い時ならかなりの実力者相手でも何とかなるという自信。それと僕が積極的に動いていくことで、M浦くんのスタミナ不足を補うことができるわけですから、どんどんポーチに出て攻めていくことが大事だということもわかりました。もちろん、M浦くん頼みではなく、僕自身のレベルアップも不可避です。負けて悔しい思いはしましたが、それでも「はるか上」だと思っていた人たちを相手にして意外と戦えることが実感できるようになっただけ、少しずつでも実力はついてきているのでしょう。


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