幹事クリタのコーカイ日誌2006

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6月15日 ● 大河、昼ドラ、連ドラ。

 ここのところスポーツの話題ばかり取り上げているので、久しぶりにドラマネタなども。1月から始まった大河ドラマ『功名が辻』が折り返し点にきて本能寺の変をやりました。大河ドラマはたいていこの6月に中盤の山をもってきますから、ここで秀吉の中国大返しまでやって、後半はいよいよ秀吉篇へ、そして最後は家康篇へと変わるわけです。

 このドラマでは一豊がそれぞれの主君に対してどう「功名」を立てていくかを見せるわけですが、これまではどちらかというと小さな「戦」での個人的な功名だったのに比べ、今後は大きな「政治」の中での功名になるわけですから、ドラマのトーンも変わってくることでしょう。

 平均視聴率が『利家とまつ』以来の20%越えということで、最近の大河では好調な部類に入る『功名が辻』が最後までこのペースで走ることができるかどうかは、政治的な駆け引きドラマになった時に、どれだけ一豊と千代が今までの明るさを失わずに「男臭くない」ホームドラマテイストを維持できるかにかかっていると思います。

 もうひとつ僕が注目しているクドカンの昼ドラ『吾輩は主婦である』。こちらも中盤に入ってきました。クドカンのインタビューによれば全40話なのに、20話過ぎたあたりで書くことがなくなって困った、ということで、その半ばをそろそろ迎えて、後半戦がどうなってしまうのか興味深くもあり不安でもあります。

 ここまでは夏目漱石になった時の斉藤由貴の演技の凄まじさにひたすら圧倒されてきました。クドカンならではの細かいギャグも満載で、僕にはとても面白いですが、本当に昼ドラとして主婦に受けているのかどうか少々心配です。視聴率はだいたい5%台で推移しているようですから「まあまあ」なんでしょうけど。

 最後に今クールの連続ドラマ。もうそろそろ最終回なのですが、結局僕のナンバー1ドラマはやっぱり木曜夜10時の『弁護士のくず』でした。視聴率的には裏の『医龍』とのマンガ原作ドラマ対決に完敗してしまったようですが、これはまあ坂口憲二と豊川悦司の今の人気の差かなと思います。『弁護士のくず』はコメディタッチながら深い人間ドラマになっていて面白かったので、ぜひパート2かスペシャルドラマの形でまた作って欲しいです。


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