幹事クリタのコーカイ日誌2006

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6月11日 ● ドイツW杯始まる。

 とうとうドイツW杯が始まりました。僕が初めてW杯を意識したのは1978年のアルゼンチン大会です。サッカーはメキシコ五輪の日本の銅メダル以来のファンではありましたが、W杯はまた特別だということを知り、どうして日本ではW杯がこれだけ無視されているのかと憤慨していました。

 1982年はジーコら「黄金のカルテット」に魅了され、1986年と1990年はマラドーナに興奮しました。マラドーナに対しては同世代(1960年10月生まれで同学年)という意識が強く、あいつは凄い奴だという思いがあるだけに、その後の堕ちていくマラドーナにはかなりガックリしました。余談ですが、同じように同世代意識がある世界的スーパースターにマイケル・ジャクソン(1958年8月生まれだから2年上)とカール・ルイス(1961年7月生まれだから同年)もいて、こちらもともに1980年代の全盛期を知っているだけに、特にマイケルに対しては今はいったい何をしているんだという思いが強いです。

 さて1994年のアメリカ大会から急に日本でもW杯が注目されるようになります。もちろんこれはJリーグが始まり「ドーハの悲劇」があったことが要因ですが、僕個人としてはW杯を地上波で見られるようになったことが驚きでした。もっともアメリカ大会は時差の関係で実際にはあまり見てはいなかったですが。

 その後のW杯に対する日本の熱狂ぶりは言うまでもありません。まさにこれは隔世の感というやつで、1980年代の弱い日本代表を知っている世代としては、手の平を返したようなこの扱いに戸惑うばかりです。そして一テニスファンとしては、いつかテニスもこんな風に注目される世の中が来ないかなと思うのですが、きっと僕が生きている間は無理なんでしょうね。

 ドイツ大会の予想ですが、当然優勝候補はブラジルということになると思います。他の強豪国がどこもかしこも決め手に欠ける中で、ブラジルだけは全く死角がありません。もっともヨーロッパで開催されるW杯でブラジルは優勝できないというジンクスがありますが、それも南米の選手が今やヨーロッパ各国リーグで活躍するようになった現代では通用しないジンクスではないかと思います。

 ただ前年にバロンドールを獲得した選手は活躍できないというジンクスは「前年に働き過ぎで疲労が蓄積している」という意味では当たっているかも知れませんが、ブラジルは仮にロナウジーニョが活躍しなくてもいくらでもタレント溢れる選手が揃っていますが大丈夫だと思います。

 ちなみに一番気になる日本代表ですが、僕は意外と強いのではないかと最近思い始めました。格下に苦戦する代わりに強豪にも善戦するのが日本です。オーストラリアに勝ったらクロアチアににも勝てるかもという気がします。ブラジルには僅差で負けるとしても、2勝1敗でグループリーグ突破です。ちょっと希望的観測かも知れませんがジーコの強運に期待しましょう。


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