幹事クリタのコーカイ日誌2006

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6月6日 ● 村上よりもジーコよりもテニス。

 「ブログ界」とか「web日記界」というものがあるのかないのか良くわかりませんが、そういう世間でのホットな話題は、村上ファンドと秋田の遺体遺棄事件とジーコジャパンのようです。それぞれについて僕も何か書こうと思えば書ける気はするのですが、なぜか書く気になれません。ひとつには、どれもこれもネガティブな気分になってしまうからですし、もうひとつにはとにかく今は全仏オープンテニスが面白いからです。

 昨日女子シングルスは強豪が順当に勝ち上がっていると書いたのですが、その途端にモーレスモとシャラポワが負けてしまいました。この2人はどちらかと言うと「速いコート」が得意で、全仏のレッドクレーは苦手にしています。その上、モーレスモは地元フランスというだけで、声援がかえってプレッシャーにもなっているようです。モーレスモのメンタルの弱さがまたまた顔を出したかなという感じの試合でした。

 女子のベスト8の顔触れを見ると、やはりクライシュテルスとエナンのベルギー2人が有力です。ただこの2人のブロックには、今大会もっとも注目を集めているヒンギスがいます。3人のうちの誰が決勝に駒を進めるかはまったく予想できませんが、決勝に進む時にはタフな試合の連続でヘロヘロになっている可能性があります。

 この3人が潰し合うボトムハーフに比べて、トップハーフは決め手に欠けるメンバー。それだけに4人全員にチャンスがあります。若さのヴァイディソバ、経験のヴィーナス、勢いのサフィーナ、殺気のクズネツォバ。全仏は若い選手がいきなり優勝することが多い大会ですから、17才のヴァイディソバに一票入れておきましょう。

 男子は第1〜第4までのシード選手がいずれもベスト8に顔を揃えましたが、やはり何回も書くように決勝はフェデラーとナダルでしょうから、準決勝まではただただ長い序章でしかありません。ナルバンディアンやルビチッチも敵ではないと思います。クレーコートでの連勝記録を更新し続けるナダルを止められるのは、やはりフェデラーしかいませんし、グランドスラム制覇を目指すフェデラーを止められるのもナダルだけでしょう。

 ついでに女子ダブルスの杉山愛・ハンチェコバ組もまだ残っています。ただ次はいよいよ第2シードの強豪ブラック・スタブス組。今の状態ではちょっと厳しい戦いになることでしょう。WOWOWでも女子ダブルスは放送してくれないので歯痒いのですが、ぜひ勝ち上がって欲しいものです。

 こう毎日テニスの話ばかり書いているとテニスファン以外には「いい加減他の話も書けよ」と思われるかも知れませんが、もう数日の我慢です。よろしく。

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