僕は食べることが好きです。なんでこんなに運動しているのに太り続けるのかと言えば、とにかく美味しいものを食べるのが好きだからです。美味しさを追求してくとローカロリー食とはどうしても相容れない部分がでてきてしまうので、もちろんカロリーは気にしてはいるのですが、結局味覚の前にダイエットが負けてしまうことが多いからです。

　食いしん坊だからどこかに食事に行く時には店をリサーチしますし、名古屋近辺のお店はかなり食べ歩いています。フレンチやイタリアンの名店から懐石も洋食屋も居酒屋やアジアンフードもテリトリーです。

　ただそうは言っても僕は食通とかグルメとかでもありません。ファーストフードも食べますしジャンク食品も大丈夫。味オンチではないと思いますが、だからと言って「美味しんぼ」のように薀蓄を並べ立てて食べ物にケチをつけるような真似もしたくはありません。単純に自分が美味しいと思うものをしっかり食べたいだけです。

　だから不味くてもとにかく腹が膨れれば良いという人とは一緒にご飯が食べられませんが、あまりにも小うるさいことを言ってグルメぶる人ともご一緒したくありません。どちらがイヤかと言えば、むしろグルメぶっている人間の方が嫌いかも。だって一緒に食べていてもいちいち論評されると煩くて折角美味しいものも不味くなってしまいそうですから。「黙って食え！」と言いたくなります。

　あれがまずい、これがダメとケチをつけていないで、まず食べられることに感謝してガツガツと気持ち良く食べることが大事です。大食漢を見るのは嫌いじゃないですし、何でも美味しそうに食べる人というのは見ていて爽快感がありますからね。

　若い頃の僕はまさにそんな感じで食べていましたが、今はどこかでやはり年齢とダイエットを意識して食べ過ぎないように気を遣っているので、ちょっと自分としては不満です。と言っても、普通の４５才よりはがっつり食べているとは思いますけどね。