毎年サークルに新しいメンバーが増えるのは決まって春です。４月〜６月頃に環境が変わってテニスを始めようとか、サークルを探そうという人が増えるのです。昨日も新しいメンバーが２人加わりました。２０代と４０代の男性で２人とも上級者なので、幹事としてはこれから定着してくれると楽しみです。

　いま我々のテニスサークルには４０人を超えるメンバーがいます。基本的には少しずつ増えてきていてかなりの大所帯になってきました。もっとも全員が練習に参加するわけではないので、実際にコートに現れるのは毎週２０人前後。平均参加率は５割弱ということになります。

　コートを確保できる面数や、幹事として僕がマネジメントできる能力を考えると、もう少しメンバーの数を減らして参加率が上がるというのが理想で、メンバー３０人で参加率が６割（毎週１８人程度）になるときっと運営は楽になるのですが、そうすると参加率の低いメンバーをリストラしなければならなくなります。企業の経営者であってもリストラはかなり覚悟が必要でしょうに、我々のようなテニスサークルがただ運営が大変だからというだけでリストラするようなことはあまりしたくはありません。

　ただリストラはしなくても、人は自然とやってきてまた去っていくものです。いろいろな理由で毎年少しずつメンバーが去っていきますから、新しいメンバーを入れないとサークルは活性化しません。２０年続いたのはそのメンバーの入れ替わりがうまくいってきた証拠だとも言えます。

　あまりメンバーが増えると困ると言いながらも、やはり新しいメンバーが入ってくるのは楽しみでもあります。理想を言えば若くて可愛くて性格が良くてテニスの上手な女性が入ってきてくれると良いのでしょうが、そういう女の子はどこにいっても大歓迎されるので、なかなか定着してくれません。だったら若くなくても可愛くなくてもテニスが上手じゃなくても、性格が良くてやる気があって定着してくれる方が幹事としては嬉しいのは言うまでもありません。