幹事クリタのコーカイ日誌2006

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5月20日 ● 白鵬と把瑠都を戦わせろ。

 大相撲夏場所は主役となるべき朝青龍と栃東が休場したことで、場所前の予想とは違う展開をみせてきましたが、いよいよそれも大詰め。優勝争いは1敗の新大関白鵬と元大関雅山、2敗の新入幕把瑠都の3人に絞られてきました。勢いのある若者と復活してきたベテランという対照的な3力士ですが、みな好調な相撲を見せているだけに見応えのある優勝争いになっています。

 ただ番付が大きく違うので、残る2日間に直接対決が組みにくいのが難点です。特に今場所台風の目になった把瑠都は、かつて小錦が入幕してきた頃を彷彿とさせる怪物ぶりを発揮しています。ぜひとも上位陣との対決を見たいものですが、辛うじて14日目に雅山と対戦しますが、白鵬とは当たらないままに終わりそうで残念です。

 白鵬の残る対戦相手は千代大海と魁皇。千代大海は左手、魁皇は肋骨を痛めていて終盤満足な相撲が取れていません。そんな相手と対戦しても勝負は明らかですから、直接対戦する雅山・把瑠都に比べて白鵬の優位さは動きません。

 白鵬が残り2日間勝つことが確実となると、すでに2敗している把瑠都に優勝の目はないし、もし雅山が把瑠都に負けてしまえば、14日目の時点で白鵬の優勝に当確マークがついてしまいます。これではあまりにも面白くありません。

 相撲協会は千秋楽の一番を白鵬vs魁皇ではなく、白鵬vs把瑠都にすべきです。その英断ができるかどうかに僕は一番注目しています。


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