昨日はテニスサークルの創立２０周年記念ＯＢ会でした。一次会はテニスコートで、二次会は近くのイタリアンレストランで、ともに約３０人の新旧メンバーが集まって賑やかに行われました。関東・関西に住んでいるメンバーも何人も名古屋まで駆けつけてくれて、改めてサークルの仲間の結びつきの強さを確認することができました。

　いつもなら幹事として全てを仕切って飛び回ることになるのですが、今回はホスト役として特に古いメンバーの相手をすることに専念させてもらい、会の運営自体は他のメンバーにかなり任せてしまいましたが、数人の幹事団がきちんとやってくれて随分と楽させてもらいました。その上、僕に内緒で看板や花束を用意したり、オリジナルのテニスコート型ケーキを頼んでおいてくれたりと至れり尽くせり。人のためにいろいろ奔走することは多いですが、逆に自分のためにこうしてやってもらうことは少ないので、どういう顔をして良いのかわかりませんでした。

　吉本隆明が「１０年ひとつのことを続ければなんとかなる」というようなことを言っていますが、このサークルはその倍の２０年。よくぞ続いたものだと思う反面、あっと言う間の２０年だったような気もします。特に苦労したというわけではなく、基本的にはずっと楽しく和気藹々とサークルを続けてきました。昔も今もうちのサークルは「仲が良い」ということを看板にしていますし、その基本だけは守り続けてきた２０年だったかなぁと思います。

　この先、どこまでサークルを続けられるのかわかりませんが、できるなら僕の足腰が立たなくなるまでやりたいものです。創立当時はメンバー全員が２０代だったのに、今では下は２０代半ばから上は４０代半ば。平均年齢も３０代後半になっています。この先ますます平均年齢は上がっていくことになるでしょうが、おじいさんとおばあさんのテニスサークルになってもワイワイできればかなり理想的ではないかと思っています。