幹事クリタのコーカイ日誌2006

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4月26日 ● スケジュールを自分で決められますか?

 僕は自分の予定は自分で決めます。「当たり前じゃないか」と思われる人もいるかも知れませんが、世の中意外と自分のスケジュールを自分で決められない人がたくさんいることは、幹事をやって他人の予定を聞くと実感できます。とにかく「予定?わからない」という人が多いのです。

 仮に2ヶ月先に何かイベントを企画して参加意向を尋ねるとします。もし僕が尋ねられたなら9割以上の確率で「参加・不参加」を明確に答えられます。それは僕が参加したいか、もしくは参加したくないか、という問いに近いからで、自分が参加したいと思えば2ヶ月先の予定なんていくらでも調整してしまうからです。

 ところが世の中には2ヶ月先の予定なんてわからない、という人がたくさんいます。僕にしてみれば「2ヶ月も先なんだから、どうにでもなるだろう」と思うのですが、むしろ「わからない」と言う人の方が多数派のようなのです。

 この「わからない」派にも実は3つほどのグループがあって、ひとつは「心配派」、もうひとつは「他人任せ派」、そして最後のひとつは「いいとこ取り派」です。「心配派」は、先々どんな不測の事態が起こるかわからないから今から確約できないと考える人たちです。そんなこと当たり前で、2ヶ月先に親が死ぬかも知れないし、大地震が起きるかも知れないし、究極には自分はもう死んでしまっていないかも知れません。しかし、そんなことをいろいろ心配していたら、何も行動できません。緊急事態があったらその時に対応すれば良いことだと僕は思いますが、心配派の人たちはやっぱり心配なようです。

 「他人任せ派」は、まさに自分の予定を自分で決められない人たちです。仕事や家庭やその他いろいろなものに常に巻き込まれていて流されるままに毎日を生きている人たちです。仕事によってはある程度は仕方ない側面もありますが、多くは「予定を自分で管理するのが面倒くさい」ので他人任せで流されているだけのように思えます。

 一番幹事泣かせなのは最後の「いいとこ取り派」です。つまり予定を確約してしまったら、後からもっと楽しい話、おいしい話が舞い込んできた時に損をするから、なるべくぎりぎりまで返事を引き延ばそうとする人たちです。圧倒的に女性に多いタイプです。偏見かも知れませんが、本当にこういう女性は僕の周りに昔からたくさんいます。

 幹事としてはこれくらい困る人たちはいません。「心配派」は性格が慎重なだけですから、最後には参加してくれる確率が高いですし、「他人任せ派」は期待しても当てにならないので放っておくしかありませんし、本人たちも参加できないことを仕方ないと諦めているので気楽です。

 しかし「いいとこ取り派」は最後の最後まで当てになりません。あちらがダメならこちら、みたいな感じですから、ドタ参ドタキャンも平気でします。「他人任せ派」と行動は似ていますがが、自分勝手な言い分が多いだけ厄介です。こんな連中が多いとイベントの出欠がぎりぎりまで確定しないので本当に困ります。


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