幹事クリタのコーカイ日誌2006

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3月3日 ● いよいよWBC。

 トリノ五輪が終わって次はドイツW杯か、と思っているスポーツファンも多いでしょうが、その前に野球の第1回WBCが始まります。いまひとつ世間では盛り上がっていませんが、始まれば日本人の常、それなりに盛り上がれることでしょう。

 ただそのためには条件がひとつあります。それは日本が勝ち進むこと。早々に姿を消すようなことがあれば一気に熱は冷めてしまうこと間違いなしですから、せめて準決勝までは勝ち進んで欲しいです。

 そのためにはまず1次リーグ・アジア4カ国の総当たり戦で1位になること。2位以内なら勝ち上がれますが、2位になってしまうと次の対戦相手がアメリカになる確率が高いので、できたら確実に1位で勝ち抜けたいものです。

 台湾と中国は明らかに弱いので大丈夫だと思いますが、問題は韓国戦。向こうにはメジャーリーグを経験した投手が6人もいるそうです。松井のいない日本の貧打線が果たして打ち崩すことができるのかがポイントになりそうです。

 ここまでの練習試合を見ていると、鍵を握るのは何と言っても4番の松中。松井が出場しないための「代打4番」ですが、なにせこの人は短期決戦に極端に弱い。緊張して力が入ってダメになるタイプなんでしょうが、いくら世界一の1番バッターがいても、それをホームにかえすことができる4番バッターがダメでは宝の持ち腐れです。

 投手でキーマンを挙げるのならやはり松坂でしょう。こいつも大一番に打たれるタイプで、これまでにも日本シリーズやオリンピックで失敗してきました。今回は特別ルールで投手には投球数制限があるため、もともと球数が多いタイプの松坂が苦労することは目に見えています。投げ急いで打たれるようなことがあると松坂は使えません。

 今回、パワーで劣る日本としては、機動力と小技を使った「スモールベースボール」がキーワードになるのでしょうが、だったら王監督ではなく高校野球の監督でも連れてきた方が良いのではないかと思います。僕が一番見たいのはアメリカ戦で渡辺俊が投げるところですね。メジャーのぶんぶん振り回してくる強打者相手に、あのサブマリンがどこまで通用するのかを見てみたいものです。成功したら「ニンジャベースボール」とか名乗ってみてはいかがでしょう?


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