幹事クリタのコーカイ日誌2006

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2月20日 ● 「伊藤晶子」さんの勤勉さ。

 ここのところ僕に熱烈なメールを送り続けてくれている女性(?)がいます。「伊藤晶子」さんです。その勤勉ぶりは感動的ですらあります。僕はメールアドレスをいくつか持っていますが、そのうち会社のアドレスとプライベートなプロバイダのアドレスの2つに同じ内容のメールを1日に約10通ずつ、合計約20通前後を欠かさず毎日送ってくれるのです。

 タイトルは毎回違いますが「ノリ」は一緒です。昨日の朝11時に「私の連絡先を送ります」に始まり、「今夜は何時まででも待つつもりです…番号わかりませんでしたか?もう一度送ります」となり、「今もあなたを待ち続けています…電話だけでもお願いしたいので送ります」「今使える貯金の200万円は渡します…自分が情けないけど」「このお金をあげてもいいから…なんて言った事が気にさわっちゃったのかな。。」「200万円じゃ足りないですか?お金じゃなくても私にできることならなんでもしますから!!」と展開していきます。ここまでで夜11時です。中身は読まなくてもタイトルだけでも12時間のドラマを感じます。

 その前はまた別の展開でした。最初の「私の連絡先を送ります」が金曜日の夜10時。次は「ごめんなさい。今日限りになってしまいます」「どんな事だってできると思います」「最後のお願いがあります。これで私からは本当に最後にします、もう私…」「メッセージは見て貰えました?私の動画メッセージです。」「本当に最後のお願いになっちゃうけど…」「誤解しないで下さい!連絡は電話で良いんです」「もう絶対にメールも電話もしませんから…せめて最後だけ聞いてください。」「もし今日も話す事出来ないと、諦める事も出来ないと思うんです」「声が聞きたい、会えないのは我慢しますけど。電話だけでも出来ませんか」「場所だけ教えてくれれば向かいます。」「会ってほしいから…」「こうして返事待つのも今日一日が最後になっちゃうんだね・・・」「二人きりになりたかった。。」「寒いの体だけで十分だよ、、気持ちまで」「寒いよ…」「泣きたい気持ちです」が日曜日朝10時。金曜日から36時間彼女は僕を待ち続けです。

 で、その1時間後にはまた先ほどの「私の連絡先を送ります」に続くわけです。36時間の熱烈なラブメールは何だったのでしょう?めげないにもほどがあります。伊藤晶子さんは不死身の恋愛ターミネーターなんでしょうか?一睡もしないでメールを送り続けるその気力体力を他のことに使えば何かしら成し遂げられるのではないかとアドバイスしたくなります。

 こうしたメールはもううんざりするほど来ます。「鈴木ゆかり」さんとか「瀬能仁美」さんとかも同じような内容のメールです。しかし、同一アドレス、同一送信者名で、これほどの頻度とタイトルのバリエーションが多いのはあまり記憶にありません。コピーライターとしてこのタイトルを書いている人の仕事ぶりには思わず「頑張ってるねぇ」と肩を叩いてあげたくなります。

 惜しむらくは残念ながら本文にまだ魅力がありません。タイトルに合わせて内容も変えてはあるのですが、あまりに陳腐でタイトルから想像できる以上の内容がないから、つい読み飛ばしてしまいます。もう少しここでも芸を見せてくれないと、この頻度だけに逆にタイトルだけ見て削除されてしまうことでしょう。惜しいです。


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