トリノ冬季五輪が開幕しました。開会式は日本時間朝４時、現地時間で夜８時スタートというのは遅すぎるでしょう。アメリカのテレビ放映時間を考慮してこんな時間になってしまったんでしょうが、イタリア人も「もう少し早い時間にやれよ」と思ったのでは。僕は早起きが苦手なのでずっと起きていて見ていたのですが、入場行進の途中で限界が来て寝てしまいました。

　後でニュースでいろいろ見ましたが、オノ・ヨーコやパヴァロッティは出るし、フェラーリは走るし、なかなか派手な開会式だったようです。特にあの花火を使った聖火点灯はオリンピック史上に残るような派手な演出でしたが、あれは果たしてリレーしてきた聖火を灯したと言えるのでしょうか？聖火台の火は違う火じゃね？と思ってしまいました。聖火は花火仕掛けの単なるスイッチ代わりだったような気がするのですが、良いのかな？

　トリノと日本の時差は８時間なので、アテネ五輪の時と同じく生中継は深夜になります。僕は普段から寝るのが午前３時頃なので、一番見やすい時間帯に中継が行われるわけでラッキーと言えばラッキーなのですが、平日は確実に観戦に時間を奪われて寝不足になりそうです。

　と言っても、やはり日本選手が活躍しそうなスピードスケート、フィギュアスケート、モーグル、ジャンプ、スノーボードなどは目が離せません。長野五輪ほどのメダルラッシュは難しいでしょうが、銀１、銅２くらいはいけるような気がします。特にジャンプの原田雅彦。３７才の大ベテランですが、彼はドラマチックな男だけに最後の大舞台で何かをやってくれそうな予感がします。