幹事クリタのコーカイ日誌2006

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1月1日 ● 紅白のみのとか、ハダカの吉田とか。

 個人的には結構いろいろあった2005年も終わり、多分今年もまたいろいろあるだろうなという2006年になりました。あけましておめでとうございます。この「コーカイ日誌」を読んでくださっている全ての皆さまにお礼と、今年もよろしくお願いしますのご挨拶をさせていただきます。

 大晦日の夜はやはり紅白歌合戦が面白かったですね。みのもんたという劇薬を注入しても、紅白という器の大きさはそれを飲み込んでしまったようです。みのはかなり張り切って喋り倒していましたけど、張り切るほどに浮いてしまうあたりが紅白の懐の深さ。結局みのを起用した意味がどれほどあったのかと疑問に思います。

 それよりいつもと歌手の順番を変えたことの方が大きな変化を感じました。これまでは若手から始めて、最後はベテラン演歌歌手が続くというのが定番の流れでしたが、今回はそれをかなりシャッフル。トップバッターが細川たかしと川中美幸というのは、かなりの「改革」だったと思います。

 お陰で後半もあまりダレることなく最後まで見続けることができました。裏番組の吉田vs小川、曙vsボビーとかぶった時間帯は紅白のどれを見るか迷ってしまい、結局3つの局をウロウロしている間にユーミンを見逃してしまいました。

 白組司会の山本耕史が前川清を「山川」と言ってしまったり、WaTが歌っている時にスタッフがスタンドマイクを2本ともなぎ倒したりというハプニングもありましたが、全体には平穏に、しかし逆に言えば特に見どころもなく印象の薄い紅白でした。どうせならみのもんたがもっと空回りするくらいに張り切っていれば寒々しいながらも濃い紅白になっただろうにと少し残念です。

 そう言えば吉田秀彦と小川直也の対決は吉田が勝ちましたが、それよりもかつて柔道をしていた人間としては、なんで彼らがパンツ一丁で殴り合っているのかと寂しくなりました。プロレスラーになった小川はともかく、吉田までもが柔道着を脱ぎ捨てたのは残念でした。きっと今も柔道界に身を置き柔道を愛している人たちは、僕なんかよりももっと悲痛な思いで見ていたことでしょう。山下泰裕や斉藤仁や古賀稔彦がどんな思いでこの対戦を見ていたのかと思うと悲しくなります。

 最後に吉田が「柔道があってこそ」のようなことをコメントしていましたが、それが彼の本心だとしても、やはりこの対戦は柔道界にとってはプラスになったとは思えません。柔道ではきっと儲からないんだろうな、ということは容易に想像がつきます。それでも吉田は柔道界にとどまっていて欲しかった、少なくとも柔道着を捨てないで欲しかったと思うのは、外野の勝手なセンチメンタリズムに過ぎないのでしょう。


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