風邪は丸一日ひたすら寝ていたお陰でかなり回復。やはり解熱剤を飲まないと回復が早いなぁと改めて思ったり。出社しておとなしく仕事をして夜は先輩の父上が亡くなられたのでお通夜に出席することにしました。まだ本調子ではないものの、去年僕の父の葬儀にもちゃんと顔を出してくれた人なので、義理をかくわけにもいきません。

　ところがお通夜の会場は某葬儀場の１階玄関の正面で、ずっと開けっ放してあるので室温が外気温とあまり変わりません。この季節ですからもちろん夜はかなり冷え込みます。すでに受付を済ませた時点で寒さに震えだした僕は、通夜が始まったらずっとぶるぶる震えていました。

　読経が続いて３０分近くたった時に、とうとう寒さに耐え切れずに退席。文字通り体は細かく震え歯の根が合わない状態です。歯がカチカチと鳴るような寒さを感じたのは久しぶりでした。急いで家に帰って毛布にくるまりホットミルクを２杯飲んでもまだ震えは止まりません。

　薬を飲んで暖かくして寝ていたら、ようやく２時間ほどで悪寒は去り汗ばんできました。あのまま通夜の席上でもう３０分も寒さに震えていたら、どこまで風邪が悪化することになったのか危ういところでした。いつも風邪の治りかけにテニスをするとすっかり回復しますが、お通夜では風邪は治らないということを今回発見しました。

　あ、でも通夜の席であれだけ震えている僕を見たら、霊感のある人は憑依されたとか思うのかしらん？