昨日は秋晴れの下、久しぶりの大会に参加してきました。と言っても毎年参加している大会なので慣れたものなのですが、今年は微妙にレベルが上がっているようで、しかも若者が多く今までの「ほのぼの」した感じがしなくなったのは少し残念でした。

　試合は午前中に４組による総当たり戦を行い、午後からはその順位別でトーナメントを行います。初戦は時々試合で顔を合わせるオジサンペア。僕たちも平均年齢４０才を超えているオジサンペアですが、向こうは多分１００歳テニスです。しかし、足にぐるぐるにテーピングをほどこしている彼らは、ミスをしない堅実さと相手の逆を突くいやらしさを兼ね備えていて、内容は競り合いましたがミスがこちらの方が早く、結局3-6で負けてしまいました。本当はこれくらいのレベルのオジサンには勝てるようになりたいものですが、まだまだ力不足でした。

　２試合目はしっかりと打ってくる若者ペア。この試合も最初はリードしてその後も競り合いながら展開していったのですが、初戦同様に先にこちらがミスをしてしまい、やはり3-6で競り負け。決して勝てない相手ではなかっただけに、調子が出ないうちに２連敗したのは残念でした。

　３試合目の相手はミスの多い穴のあるペアだったので、これは楽勝しましたが、結局１勝２敗で３位。もっとも今日のレベルでは１位はもちろん２位になってもきついことはわかっていたので、３位で良かったと思うように気分を切り替えます。

　午後からの３位トーナメントは初戦がなかなかイヤらしいサービスを打ってくるハードヒットペアで苦戦を予想していたのですが、こちらの調子が上がってきていたこともあって、あっさり6-2で勝つことができました。次の準決勝は真っ正直で癖のないテニスをするペアで、こういう相手は一番やりやすいものです。あっさり6-0で勝ち決勝進出を決めました。

　もう一方の準決勝ではサークルの仲間が勝ち上がっていて、内輪で決勝対決かと期待したのですが、残念ながら勝ったのは相手の年の差ペア。特に若い方はフォアハンドをガンガン打ってくるので要注意です。しかし、試合になると向こうはそこまでのハードヒットはびびってできず、回転をかけて緩いボールを打ってきたのでこちらにとってはやりやすく、この試合も6-3で勝つことができ優勝することができました。

　優勝とは言え３位、しかし３位とは言え優勝。これが２位トーナメントで優勝ならもう少し嬉しいのですが、３位では喜びもちょっと注釈付きな気分。来年は２位で優勝を狙いますって、２位でも注釈付きなのは一緒か。