幹事クリタのコーカイ日誌2005

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10月19日 ● 古畑任三郎vsイチロー。

 新しい月9ドラマ『危険なアネキ』の話題を書こうと思っていましたが、何と来年正月の古畑任三郎SPにイチローが犯人役で出演というビッグニュースに驚いてしまって、月9なんてどうでも良い気分になってしまいました。

 正月のこのスペシャルドラマは「最後の古畑」ということで、すでに以前から話題性十分。3夜連続で1夜目は石坂浩二&藤原竜也、3夜目は松嶋菜々子が発表されていて、2夜目も交渉中という触れ込みでした。このラインアップならかなり豪華なゲストだろうな、高倉健とか吉永小百合とか、もしかしたらトム・クルーズとかかな、と考えていましたが、まさかイチローとは予想もしませんでした。

 スタッフ談「言ってみるもんですね」はまさにその通りの感想だと思います。誰が最初に「イチロー」というキャスティングを思いついたのが知りませんが、普通冗談で終わってしまって本当に交渉しようとは考えません。あのイチローから「OK」と言われた時にはさぞかしビックリしたことでしょう。

 イチロー本人はどう思ってドラマに出るつもりになったのかわかりませんが、問題はイチローの演技力です。視聴率的にはイチローが犯人役になるというだけで高い数字をたたき出すことは間違いないでしょうが、単に数字が上がっても古畑シリーズの最後を飾るスペシャルで、あまりにも稚拙な演技を見せられるのは勘弁して欲しいと思います。

 これまでイチローの演技というとCMくらいでしか見たことはありませんが、正直棒読みでぶっきらぼうな演技しかしてきていません。同じスポーツ選手でもサッカーの小野伸二のような伸びやかでナチュラルな演技を期待できるとは思えないのです。

 それを補うとしたら、やはり脚本の三谷幸喜の腕しかありません。彼は役者を想定した「当て書き」の名手です。イチローは「マリナーズのイチロー」という本人役で出演するそうですから、一番素直に自然に演じられるように巧みに脚本を書き上げてくることでしょう。その脚本の冴えも楽しみです。

 ああ、月9『危険なアネキ』については2回目を見てから書きます。思ったよりはテンポが良くて面白いなとは思いましたが、本領発揮はこれからという気もしたので。特に釈由美子の活躍が楽しみです。


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