幹事クリタのコーカイ日誌2005

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10月18日 ● ロッテやら靖国やら中国やら。

 珍しくいろいろと取り上げたい時事ニュースが多くどうしようかと思いましたが、まあどれも少しずつ触れていくということにしておきます。

 まずパ・リーグのプレーオフ。昨日の僕の予想が的中して千葉ロッテが3対2でソフトバンクを下しました。ソフトバンクが3点取れるかどうかが勝負の分かれ目と睨んだその通りの結果。鍵を握る松中がようやく初タイムリーを放った時にはソフトバンクがこのままいくかと思いましたが、その後ロッテ投手陣が踏ん張り追加点を許さなかったのが勝利を引き寄せました。

 最後は里崎と的場、2人のキャッチャーの差が出たなという感じ。これも昨日書いたように城島欠場という大きなハンデが最後までソフトバンクを苦しめる結果になったと思います。

 次に小泉首相の靖国参拝。今回は先日の大阪高裁での違憲判決を意識したカタチで随分と簡潔な参拝になったようですが、こんな中途半端なことをするならすっぱりやめれば良かったのにと思いました。どんなに「合憲」な形式で参拝しようとも、中国や韓国にとっては同じことですし、対アジア外交がますます困難になることはわかりきっています。

 どうせ揉めるに決まっているのなら、きちんと参拝の前に自分の考えを説明して堂々と行けば良いと思います。たとえ日中関係、日韓関係が険悪になろうとも自らの態度を貫き通すというのなら、それもまたよし。そういう小泉を先日の選挙で国民は選んだのですから、こそこそと火事場泥棒のように靖国へ出かけることはありません。それができないのなら、国益を重視して参拝をしないのが一国の総理としての責任ある態度でしょう。こういう微妙な問題に妥協したような中途半端は良くありません。結局どちらの立場からも支持されないのですから。

 最後に中国で行われた北京国際マラソンの不手際について。先導車がコースを間違えたために先頭のランナーがコースをショートカットしてしまったのですが、そのミスの処理の仕方が前代未聞。順位はそのまま有効、タイムは平均速度から割り出して推定タイムとしたというのです。「なんじゃそりゃ」です。

 さらに一般市民が自転車で全コースをランナーに併走し、ゴール直前で取り押さえられるというようなこともあり、一体この国ではまともにスポーツ大会が開催できるのか極めて不安になります。運営に不慣れなためミスが起きるのは仕方ないとして、その処理の仕方が独善的で、それは中国国内ではOKでも国際的には通用しないぜ、と思わせます。2008年北京五輪はどんな「トンデモ五輪」になってしまうのか、野次馬的には期待すらしてしまいますが、実際に参加する選手にとってみれば笑い事では済まないのですから困ったものです。

 中国はスポーツ運営に限らずいろいろな面で国際ルールを逸脱している国家ですから、こんな「変な国」に靖国問題で文句を言われてもなぁ、というのが素直な国民感情になってきているような気がします。言われていることが同じ内容でも、まともな人間に注意されれば恐縮して聞きますが、変人に言われたら「何言ってるんだ」と思ってしまいます。言えば言うほど逆効果ってやつですね。


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