３連休を利用して軽井沢に行ってきました。東京からの避暑地として名高い軽井沢も、名古屋から行くとなると結構遠いので大変ですが、それでも高速道路が開通してからは休憩しなければ４時間弱で行けるようになりました。僕もこれで何回目の軽井沢になることか。

　紅葉にはまだ少し早いのですが、なかなか下界は秋の訪れが遅い昨今、軽井沢はすっかり秋模様で気持ちの良い気候、のはずだったのですが、何と３日間ともしっかり雨で、外を歩いていると肌寒いくらい。しとしと軽井沢に降る雨を万平ホテルのカフェテラスからジョン・レノンお気に入りというロイヤルミルクティを飲みながら眺めていると随分とロマンチックではありますが、やはり雨ばかりで晴れ間が見えないのは心が少し塞ぎます。

　せっかく軽井沢に行ったのだから皇室にならってテニスもしてみたかったのですが、こちらも雨で全くできず。仕方なくショッピングと美術館巡りで終わってしまいました。実は１０年近く前にやはり軽井沢にテニスしに行ったことがあるのですが、その時もやはり雨に降られてテニスできずに美術館巡りをしていたのを思い出してしまいました。どうも僕は軽井沢でテニスできないような星の巡り合わせのようです。

　ショッピングと言えば軽井沢プリンスショッピングプラザ。日本有数の巨大アウトレットモールだけに、相変わらずすごい人出でした。東京方面からクルマで来る人、また新幹線でやって来る人も多いのですが、果たして少々安い服を買ったからと言って交通費の元が取れるのか心配になってしまいます。

　いろいろ見て回りましたが、やはりアウトレットだけにサイズもないし商品も限られているので、いくら安くてもそうたくさんは買い込めません。結局ポール・スミスのシャツとティンバーランドの靴を買ったくらい。本当は冬用のテニスウエアを買おうかと思ったのですが、アディダスもナイキもあまりに混雑していて、商品も奪い合いに近い状態。とてもあの中で奮戦できる根性はありませんでした。

　天気が悪くてもショッピングセンターが混雑していても、軽井沢はやはり趣があって洗練されていて一級のリゾート地であることは間違いありません。それは明治以来の歴史の積み重ねがあってこそ。にわか作りのリゾート地には真似できない軽井沢ならではの「資産」でしょう。