９月に入ってからは連日超満員状態が続いている愛知万博。とにかく人、人、人で、どれくらい混んでいたかを話すのが、今や万博ネタの定番になってしまいました。日立館が８時間待ちだとか、トイレに入るにも１時間以上並ぶとか、帰りにリニモやバスはもちろん、徒歩の人だって並ばなければ動けないとか、そんなエピソードばかりが聞こえてきます。

　我が家では妻が６月２回、７月、そして昨日と４回行って最高。僕と娘が２回、息子は１回しか行っていませんが、地元の人は全期間入場券を持っている人が多く、４回行けば元が取れるからと言いつつ、実際には１０回、２０回と行っている人がたくさんいます。

　実際、万博は行けば行くほど面白くなるようです。初めて行った時は「こんなものか」としか思わないのですが、通うほどにいろいろと発見があって、だんだん「通」になってくると、いよいよはまってしまうみたいです。

　残り５日となって、まだ前売り入場券を買ったまま行っていない人が最後の駆け込み入場に来ますし、数回行った人も「もう１回だけ見ておこうか」と考えて行きますし、毎日通っている人は「ここまできたら最後まで」と思ってやっぱりやってきますから、今度の週末の３連休はすごい人出になることでしょう。先週に続く入場制限も十分あり得ます。

　開幕前は「目標の1500万人も入るのか？」と疑問視されていましたが、この調子なら目標の５割増の2250万人に達する可能性もあり、万博協会は100億円の黒字の使い道に困っているとか。ぜひ地元に還元していただきたいものです。だってこれだけ動員が伸びたのも、せっせと毎日通う地元のおばちゃん連中のお陰なんですから。盛り上がっているのは地元だけと東京から悪口を言われているのなら、黒字も地元還元で良いでしょう。