何だかストンと気持ちが落ちることがあります。今がそれで、いろいろな点で「祭りが終わった」気分なのです。

　まず総選挙が終わって、ついでにプロ野球セ・リーグのペナント争いも事実上終わってしまいました。愛知万博はまだ終わっていませんが、余りの混雑ぶりにとてもこれ以上行く気になれず、僕の中では万博は終わってしまいました。全米オープンテニスも終わり、個人的にも「秋のひるがの」が終わり、ケアンズ旅行も終わって夏休みも終わりました。

　この夏は本当にいろいろな「祭り」があって、個人的には久しぶりにとても充実していた夏だったのですが、それらが全て終わってしまったことによる虚脱感だけが今は残っています。

　こういう気分の時は何となく全てにネガティブになります。ちょっとしたことでも「うんざり」しちゃうし、乗り越えて行こうと考える前向きな力強さはなく、むしろ投げやりになったり逃げ腰になったり。少なくとも生産的な状態ではありません。

　もっとも長年生きていると、こういう気分の時もあるし、それをやり過ごす術も持っていますから、あまり心配もしていません。ちょっとしたことで気分が変わってまたポジティブになります。例えば涼しくなって秋らしい気候になったりするとか。

　そう、夏が終わったのに残暑だけがいつまでも厳しいので、余計に元気が出ないのです。早く涼しくならないものでしょうかね。