幹事クリタのコーカイ日誌2005

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9月3日 ● 日本一のレクサス店。

 冬のケアンズは最高気温が28度くらいで、空気が乾燥しているのでとても過ごしやすかったのですが、名古屋は35度でムシムシと暑く、思わず「ケアンズに戻りたい!」と叫びたくなります。

 少しでも涼しいところに行きたいと思って、先月末にオープンしたトヨタ自動車の新しい販売チャンネル「レクサス」を冷やかしに行ってきました。東京に続いて多くのレクサス店がオープンした名古屋ですから、我が家の近くにもいくつもレクサス店がありますが、その中でも「日本一の巨大さ」と噂の昭和店に行ってきました。

 広々とした駐車場は120台分。平日昼間だというのに誘導している係員が何人もいます。こう言ってはなんですが、そのスケールはパチンコ屋を想起させます。中に入れば本当に天井が高く広々としていて、まだ2車種しかないのでスペースが余ってガランとしています。寂しいから店としても早くIS(旧アルテッツァ)やLS(旧セルシオ)が入ってきて欲しいことでしょう。

 中は贅を極めた空間でした。きっとLSが置かれるであろうスペースは天井からのライトでクルマの色が変わるようになっているそうで、セールスマンがわざわざ動かして見せてくれました。商談ブースは15ヶ所もあり、それぞれが個室になっていてまるで会議室。置いてあるテーブルは160万円、椅子も1脚90万円だとか。トイレは中に入るだけで自動で照明がつき、もちろん水も自動で流れます。とにかくこれでもかというぐらいに豪華な作りで、トヨタの気合いの入り方がイヤになるほど伝わってきます。

 その代わりと言ってはなんですが、クルマの価格も超強気。実際にいま置いてあるのはGS(旧アリスト)とSC(旧ソアラ)だけですが、それぞれ旧車種よりも5割増しくらいの価格です。ただ実際のクルマがそこまで良くなったのかどうかは疑問。乗り込んでみたら、正直僕には「相変わらずのトヨタ車」にしか思えませんでした。

 もちろん装備面なども格段に向上はしているんでしょうが、全く新しいクルマならともかく、このクルマでこれだけ価格を吊り上げるんじゃあ、販売店くらい豪華にしないと売れないかもと考えてしまいました。

 旧来のトヨタ車オーナーの乗り換えは十分に見込めることでしょうが、僕のような輸入車オーナーがどれだけ乗り換えるかと思うと、ちょっと難しいんじゃないかと思います。なにせどれだけハードを豪華にしても、匂いが「トヨタ」のままではやはり乗り換える魅力に欠けますから。


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