幹事クリタのコーカイ日誌2005

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8月29日 ● 全米オープンテニス展望。

 いよいよ全米オープンテニスが開幕します。テニスファンとしては全米が終わると来年1月の全豪までグランドスラムはありませんから、これが今年最後のお楽しみというところです。

 現在のテニス界は男子はロジャー・フェデラーが孤高の存在になりつつあり、誰がフェデラーを倒すことができるかが注目。逆に女子は絶対の存在がなく、群雄割拠で誰が優勝しても不思議はないという時代です。

 まず男子でフェデラー打倒の一番手は地元アメリカ期待のアンディ・ロディック。ただロディックはフェデラーに相性が悪く、年々その差は開いていくばかり。ナンバー2ではありますが、ナンバー1と大きな差がある2番だけに辛いところです。同様にレイトン・ヒューイットもフェデラーを大の苦手にしていて、やはりアップセットは望めそうにありません。

 と言うことで、フェデラーを倒すのは一発の力があるマラト・サフィンかラフェエル・ナダルあたりになりそうです。特にサフィンはいったん乗ってくれば手が付けられない爆発力があるだけに、フェデラーとしては一番怖い存在ではないでしょうか。

 女子の優勝候補筆頭は遂にランキング1位になったマリア・シャラポワ。この全米を制することができれば文字通り戦国時代となった今年のチャンピオンです。対抗は安定感がある地元のリンゼイ・ダベンポート。そして同じくアメリカ勢で、ウィンブルドンで劇的復活を果たしたのヴィーナス・ウィリアムズ。さらに妹の全豪王者セレナ・ウィリアムズは体調次第でしょう。潜在能力では相変わらずセレナがナンバー1であることは疑いようもありませんが、なにせこの姉妹はやってみなければわかりません。

 ロシア勢はシャラポワ以外いまひとつ勢いが感じられませんが、復活著しいベルギー勢は期待できそうです。全仏王者のジュスティーヌ・エナン・アーデンよりも、いま絶好調のキム・クリシュテルスにチャンスがありそうな気がします。そろそろ初のグランドスラムタイトルを取ってもいいでしょう。

 さて日本勢では今年ずっと不調だった杉山愛がようやく復調してきました。今年最後のグランドスラムでぜひ上位進出を果たし引退説を吹き飛ばして欲しいところ。また若手の中村藍子にもそろそろブレイクの期待をしています。


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