幹事クリタのコーカイ日誌2005

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8月24日 ● テニスバカいろいろ。

 自分がテニスバカだと周りにもいろいろなテニスバカが集まってきます。最近うちのサークルは雨でも「とりあえず集合」が通例となってきました。普通はパラパラ降っているだけでもテニスはやらないものですが、かなり降っていても「やれるやれる」と言ってボールを打ち始めるテニスバカがたくさんいます。中にはザーザー降っているのでさすがに中止と決めた後に「少し小やみになってきたから集まりませんか?」なんてメールを打ってくるようなバカまでいます。小やみになっても雨があがったわけではないのですが。

 また遠くからわざわざやってくるテニスバカもいます。朝仕事で仙台にいたのに、飛行機に乗って午後からのテニスに現れたバカとか、早朝に蔵王を出発して車で数時間かけて名古屋までたどり着いてテニスをしたバカとか、「なにもそこまで」とその不明な情熱を不思議に思うほどです。

 僕は少々風邪気味でもテニスをすると治ってしまうテニスバカですが、実は怪我をしていてもテニスをするあたりはかなりのバカさ加減だと思っています。以前左手薬指を脱臼して包帯を巻いたままテニスをしました。この時はトスが上げにくくて困りましたが、打つのは右手ですから何とかなりました。また右手中指を怪我した時はさすがにラケットが思うように握れませんでしたが、急遽両手打ちをにして誤魔化しながらやりました。

 右足カカトにヒビが入った時はさすがに辛かったですが、それでも試合にエントリーしていたので出たことがあります。ずっと右足はつま先立ち状態で試合していたので勝てるはずもありません。あの時は自分でも「テニスバカだなぁ」と感心してしまいました。と言うか、テニスが取れてバカそのものです。

 ところが上には上がいるもので、会社のM部長は6月に背骨が神経を圧迫して右下半身が麻痺しているので全身麻酔で腰を切開して背骨の問題の部分を切り取るという大手術をして、未だにリハビリ中でコルセットをしています。それなのに、コルセットをしたままですでにテニスコートに復帰しているというのですから驚きます。

 まだ反射的に足が動かないから車の運転もやめているというのに、腰を捻る動きもあるテニスを始めるとはかなり無茶だと思うのですが、本人は「意外とできるもんだよ」と涼しい顔をしています。さすがに前後左右に走り回るのは足が動かないので無理だそうですが、自分の周りにボールを飛んでくれば大丈夫だとか。コルセットしたままでテニスコートに立たれては相手する方もいやでしょうし、さらにそんな「コルセットマン」に負けるのはもっといやでしょう。バカの相手は大変です。


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