幹事クリタのコーカイ日誌2005

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8月20日 ● 息子の食中毒事件。

 1年に何回か、つくづく物事がうまくいかない日、というのがあります。僕にとっては昨日がそんな日でした。仕事でつまづいたのがケチのつき始めですが、その後もいろいろとあって心労が重なってしまい気分がとってもブルーに。

 こんな日に限って家族にもトラブルが起きるもので、なんと息子が食中毒になったという話がありました。部活の合宿で学校に2泊3日で泊り込んでいたのですが、食事の時に古い油をつかって揚げた料理があって、それに当たった生徒が半分以上病院に担ぎ込まれたというのです。

 うちの息子も病院にいるというので様子はどんな具合かと思ったら、ちょっと気持ちが悪くなっただけですぐに元気になったとか。なんだ、大したことはなかったのかと思ったら、中には一週間くらい入院しなくてはいけない生徒もいるとかで、そりゃ大事だ、胃腸が丈夫な息子で良かったと思いました。

 ところがよくよく話を聞いてみると、息子だけ他の子と貰った薬が違うというのです。同じ油に当たったのだったら普通なら当然同じ症状で同じ薬のはず。ところが息子だけは検査の結果ただ一人「食べ過ぎ」だと診断されたらしいのです。

 敏感な生徒は揚げ物を口にしただけで「なんだか食べたくない」と大食漢の息子にくれたそうで、それを調子に乗ってホイホイ食べていた息子は、その油には当たらずに食べ過ぎで気持ち悪くなったと言うのです。少量でも食中毒になっている生徒もいるのに、大量に食べて食べ過ぎだけとは、なんて鈍感な胃腸を持っているのでしょう。大笑いです。ブルーだった気分も、あまりの息子の間抜けさ加減にかなり楽になりました。

 ちなみに食中毒事件を起こした会社が早速家まで謝罪に来ました。持ってきた1万円の図書カードの所有権を巡っていま家族内で対立が起こっています。当然「体を張った」自分のものだと主張する息子に対し、食中毒ではなく単なる食べ過ぎのくせに貰う権利は無い、それを食費に回せとするのが親の言い分です。果たして判定はどっちでしょう?


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