幹事クリタのコーカイ日誌2005 |
7月30日 ● プロ野球のタイガー&ドラゴン。 オールスター前から続いている中日の連勝がとうとう9まで伸びました。1引き分けを挟んでいますが、とにかく去年と同じ「負けない」試合がようやくできるようになりました。すなわち足を絡めて集中打で得点し、後は盤石の継投策で守り抜く野球。確実で計算できる「落合野球」です。 最大8ゲーム差あった阪神との差も5ゲームにまで縮まってきました。しかし10試合も負けていないのにわずか3ゲームしか詰めていないということは、いかに阪神も負けないかということの裏返しでもあります。 今年の中日と阪神の野球は実によく似通っています。足の速い1番バッターがいて、それを中軸が確実につないでランナーを返す。後は継投と堅い守りで逃げ切る。去年の中日の野球を今年は阪神に真似されたかのような気がします。 真逆の野球をしているのが巨人です。守備には目をつむって大砲を並べてどかんどかんとホームラン攻勢。先発投手が崩れてしまえば後は野となれ山となれの中継ぎ陣。エースと四番だけでは勝てないことはもう数年前にわかっているはずなのに、相変わらずそのスタイルを崩さない巨人が、やはり「打つだけ」の選手ばかり並べている広島と最下位を争っているのは象徴的です。 前にも書いたように、8月になるとホームゲームが多い中日と「死のロード」に出なければならない阪神の差は確実に詰まってくることでしょう。秋までに3ゲーム差まで詰めておけば中日にもチャンスは十分ありますが、うまくすれば1ゲーム差くらいまでになっている可能性も大です。 この「タイガー&ドラゴン」、どういう「落ち」になるのか実に楽しみです。 |
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