幹事クリタのコーカイ日誌2005

[ 前日翌日最新今月 ]


 
7月11日 ● 阪神独走を止めるには。

 セパ交流戦が始まる前は中日が独走態勢で2位阪神に5ゲーム差をつけていました。ところが交流戦で明暗を分けてしまい、その後も阪神は波に乗り、中日は全く乗り切れないままに迎えた名古屋での直接対決。1勝1敗で迎えた昨日の3戦目、ここで中日が勝って6ゲーム差に詰め寄るか、落として8ゲーム差に再び突き放されるか、大きな1戦でしたが、阪神安藤の好投の前に中日打線は沈黙。2-0で完封負けを喫してしまいました。

 この直接対決で少しでも差を詰めておきたかった中日としては、痛い敗戦でしたが、しかしまだ望みがないわけではありません。これからオールスター、そしてその後に阪神は「死のロード」が控えているからです。

 オールスター戦に首位独走の阪神からは何と8人もの主力選手が参加します。対する中日は5人。阪神はファン投票選出の選手が多いので、当然先発で起用されますが、中日の選手はみな監督推薦ですから控え。疲れ方が全然違います。しかも昨年優勝の中日落合監督がオールスター戦の指揮を執るわけですから、少なくとも中日の選手が疲れてしまうような起用はしないことでしょう。

 球宴で疲れた阪神主力選手は、巨人と東京ドームで戦った後にいったん甲子園に戻り、8月上旬はずっとロード。ただ今年の阪神が少し救われているのは夏の甲子園開催中に大阪ドームでの試合があること。これで少しは「死のロード」が緩和されるのですから、阪神としては助かることでしょう。

 逆に中日は真夏の8月は名古屋での試合が多く入っています。8月25試合中15試合がナゴヤドームでのホームゲーム。阪神は25試合中甲子園5試合と大阪ドームで3試合の8試合。ホームゲームの差がなんと7試合もあります。いま8ゲーム差ですからこの7試合分で差を詰めたいところ。今季中日はホームで22勝16敗、ロードで19勝23敗とかなり内弁慶な傾向にありますから、この8月の中日のホームでの戦いぶりがペナント争いを左右することでしょう。


とりあえず、読むたびに(1日1回)

を押してください。 日記才人という人気ランキングに投票されます。
初めての方は、初回のみ投票者登録画面に飛びます。
結構更新の励みにしていますので、押していってくださると嬉しいです。