幹事クリタのコーカイ日誌2005

[ 前日翌日最新今月 ]


 
7月6日 ● 『がんばっていきまっしょい』第1回。

 映画『がんばっていきまっしょい』は好きな映画でした。もともと高校生の部活モノというジャンル自体が好きな上に、舞台になっているのが僕の母校と同じくその地方の一番古い伝統進学校(在学時に創立100周年を迎えたのも一緒)で、しかも主人公たちの年齢設定が全く僕と同じ年(共通一次試験一期生)だったので、かなり素直に感情移入ができたからです。

 今回ドラマ化された『がんばっていきまっしょい』は、時代を現在に移しているのでそれだけでもかなりニュアンスが変わってきています。やはり30年近く前の高校生と現代の高校生ではかなり「体温」に違いがあると思いますが、それでも共通している部分をうまくすくい取れるかどうかがドラマの成否の鍵を握るような気がします。

 第1回を見た限りでは、そのあたりの無理がやはり主人公の鈴木杏にミシミシとのしかかっています。いかにも現代風の高校生たちがいる中で、妙にハイテンションで熱血の女子高生は浮きまくりです。あれが30年前ならここまで「変」じゃなかったろうにと思うと、鈴木杏に同情せざるを得ません。

 基本的なドラマのパターンとしてはフジテレビお得意(?)の『ウォーターボーイズ』パターンです。まあ『ウォーターボーイズ』も実話がベースですから、どうしても似てしまうのは仕方ないのですが、元の映画版はそれぞれ違う雰囲気があるのに、ドラマ化してしまうと似ちゃうところがフジテレビなんでしょう。

 それにしても大杉漣と小日向文世、フジのドラマ出すぎじゃないの?その上、この2人は映画版でも出てるんですから。だから出したんだ、ということなんだろうけど。


とりあえず、読むたびに(1日1回)

を押してください。 日記才人という人気ランキングに投票されます。
初めての方は、初回のみ投票者登録画面に飛びます。
結構更新の励みにしていますので、押していってくださると嬉しいです。