今年は空梅雨です。すでに水不足はかなり深刻なようで、このままいけば真夏には相当の節水を強いられそうです。節水で済めばいいですが、断水なんてことになったら大変です。

　以前の大渇水の時には１９時間断水した地域がありました。１日５時間しか水が使えないのでは、トイレを流すのもためらわれてしまいます。そんな恐ろしい事態に今年もなるのでしょうか？前回と違うのは長良川河口堰があることだという話ですが、悪しき公共事業の象徴である河口堰が果たして初めて役に立つことになるのか、と言うか、これで役に立たなかったら本当にムダの極致になってしまいます。

　ところで今開催されているウィンブルドンも今年は雨が降りません。ウィンブルドンと言えば、雨が降り出すやササーッとコートを一気に覆うブルーシートがお馴染みの光景ですが、今年は全く活躍の場面がないのです。

　お陰で順調に試合は消化されていっていますが、雨が降らないと微妙にコートコンディションも変わって選手たちにも影響を与えます。雨が適当に降れば芝が守られて滑りやすいコンディションのままですし、ずっと天気が良いとどんどん芝が剥げていくので、クレーコートに近くなります。

　もっともクレーに強いナダルやエナンが早々に負けてしまったので、優勝候補筆頭は相変わらずフェデラーとシャラポワのままですけどね。今週も雨が降らなさそうな感じですが、本当にどうなってしまうんでしょう、日本も英国も。