幹事クリタのコーカイ日誌2005

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5月23日 ● 悪食か、エコか。

 とても美味しそうな店に入ったとします。メニューがどれも魅惑的であれもこれもとたくさん食べたいのに、小食だからかダイエットしているからか悩んでしまった時、一緒にホンジャマカ石塚のような大食漢がいてくれたら嬉しいですよね。自分は少しだけ味わって、後は石ちゃんが片付けてくれるわけです。残さなくていいし、石ちゃんもたくさん食べられて喜んでいそうだし。あーすっきり。

 で、Mっちゃんです。最近再び(みたび?よたび?)出会い系サイトでの活動を再開したそうですが、そこで釣りあがってきた女性たちと会ったら、やはりそれは「大ハズレ」だったとか。もう釣り場はすっかり荒らされちゃって滅多に良い魚は残っていないそうです。

 そのうちの一人はさすがのMっちゃんでも手を出せないような巨漢。推定90kg超。本人と会う直前に「ぽっちゃりですが良いですか?」というメールが届いたのでイヤな予感しまくりで会って「あー、やっぱり」と思ったそうです。

 で、普通の男ならそこでさっさと帰るのでしょうが、転んでもタダでは起きないのが自慢のMっちゃん、彼女にこう言ったそうです。「ごめん、キミは僕の別れた奥さんにそっくりだから付き合えない。でもキミにふさわしい僕の友達を紹介するから、代わりにキミも友達を紹介してくれないかな?」まあこれまでも散々Mっちゃんが使ってきた手口です。出会い系で出会った女がハズレの場合は合コンに持ち込む作戦。

 さて、ここで問題は、その巨漢を紹介されてしまうMっちゃんの友人。もし巨漢が連れてきた女性が可愛かったら、誰だってそっちが良いと思うでしょう。2対2で会っても普通なら男性同士でぶつかってしまいます。

 ところがMっちゃんにはここで頼りになる「石ちゃん」がいるのです。Mっちゃんに言わせれば「どんな女でも食っちゃう悪食男」だそうですが、その悪食氏は相手がどれだけ太っていようが、どれだけ年増だろうがOK。60才過ぎにしか見えない熟女を紹介しても、ありがたく付き合ってしまった過去を持つそうです。

 彼は俗に言う「デブ専」「おば専」ではなく、もちろん相手が若くてキレイならその方がいいんだそうですが、そうじゃなくてもとにかく女性なら全てOK。だからMっちゃんが紹介してくれるのなら、巨漢でも満足してお持ち帰りしてくれるんだそうです。Mっちゃんいわく「もったいない、と思うらしい」。まだ使えるのに捨てるなんてもったいないと考えるナンパ界のエコ男なのです。悪食と呼んではいけません。エコを心がける立派な人物なのです。

 悪食エコ男はすでに40代半ばの既婚者だそうですが、そうやってどんな女性でもちゃんと付き合ってしまうというのですから、その内なるエネルギーは相当にすごいものがあると思います。差別しない心は大切です。しかし、僕にはとても真似できません。

 

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