すっかり痩せて服のサイズが変わった僕はジーンズも欲しくなって昨日１本買いました。いま家にあるのは３４インチと３５インチ。しかし３４インチでも今やウエストがガバガバなので、３３インチと３２インチを試着して、結局３３インチを購入。３２インチでもウエストは何とか入ったのですが、ヒップと太股がきつくて長時間は無理と思ったので諦めました。

　買うまでにいろいろ見て回ったのですが、これがなかなか難しい。最近のジーンズは昔と違って随分と高級なファッションになっています。多分いまの４０代以上は学生時代に履いていたジーンズ（Ｇパンと呼んでいましたが）のイメージで、あれは安くて汚れてもＯＫなズボン、と思っている人も多いでしょうが、それはとんでもありません。

　「え、ヴィンテージジーンズのことでしょ？草なぎクンとかが凝ってるやつ。知ってるよぉ」というオジサン、惜しいけどそれとも違います。「セレブ系ジーンズ」というのがあって、２〜３年前から２０代女性の間では流行を超えて今ではもうすっかり定着しているんです。「そう言えば最近の女の子はスカートをはいてないなぁ」とお気づきのオジサン、そう、彼女たちがはいているジーンズの多くが、そのセレブ系ジーンズなのです。

　美脚効果を謳っているブランドが多く、「TRUERELIGION（トゥルーレリジョン）」とか「Seven for all mankind（セブン・フォー・オール・マンカインド）」「Yanuk(ヤヌーク)」「Chip and Pepper（チップアンドペッパー）」「Diesel（ディーゼル）」など人気ブランドがいろいろ。新しいブランドが次々と生まれていて、最近はレディースだけではなくメンズのラインを揃えているブランドも増えてきています。

　価格的にはだいたい２万円台のものが多く、昔のように数千円で買えると思っているとビックリしてしまいます。今やオジサンが良く知っているリーバイスだってかる〜く１万円を超えているのです。安心価格でジーンズを買いたかったら、セレブ系には近づかないことです。ユニクロに行きましょう、2990円で流行のブーツカットジーンズが買えますから。

　僕の場合は体型的になかなかセレブ系ジーンズは難しい（なにせセレブ系はスリムタイプなので、スポーツマン体型の人間には辛い）のですが、一応今回はセレブ系ではないものの美脚ジーンズを謳っているものを買ってみました。これがはきこなせれば、次はいよいよ本気でセレブ系にチャレンジしてみようかしらん、という野望を抱いています。