幹事クリタのコーカイ日誌2005

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5月17日 ● 懐メロにはまる娘。

 僕のクルマの中には「眠気防止用カセットテープ」というのがあります。運転中、眠気に襲われた時に大声で歌って眠気を払うためのオリジナルテープで、当然歌詞を覚えてしまっているような青春時代の懐メロが大量に入っています。

 古いものは1970年代のフォークソング集(「なごり雪」「精霊流し」「神田川」「いちご白書をもう一度」「22才の別れ」「心の旅」などなど)から、新しくても1980年代のJ−POP集(「翼の折れたエンジェル」「世界で一番熱い夏」「フォルティシモ」「モニカ」「涙のリクエスト」「恋の予感」などなど)まで数本が常備してあって、時にはアリスを、時にはツイストを、時には郷ひろみを車中で熱唱しているわけです。

 で、そんな父の姿を物心つく前から後部座席で見てきた娘が、最近その手のテープにはまっていて、やたらとクルマの中で懐メロを聞きたがるのです。「異邦人」とか「贈る言葉」ならまあ定番曲だから小学生が知っていても良いかと思いますが、「前略、道の上から」が聞きたいと言われると「うーん」と唸ってしまいます。

 挙げ句に一世風靡セピアには哀川翔の他に誰がいたの?と聞かれたり。いや、お父さんだってギバちゃんと武野功雄は欽ちゃんの番組に出ていたから知ってるけど、後はわかんないよ、みたいな会話をしています(小木茂光を後になって名前覚えたくらい)。

 懐メロと言っても、せめて自分が生まれた年(娘は1993年生まれ)の頃の曲にしておけばいいのに、そんな大昔の歌を覚えても喜ぶのはオヤジ世代だけです。同世代の男を捕まえるのには何の役にも立ちません。そりゃ社会に出たらオヤジ転がしが上手になるのも、まあ役に立つといえば立ちますけどね。


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