幹事クリタのコーカイ日誌2005

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5月1日 ● 21世紀の電話。

 以前娘にプリペイド携帯電話を買ってやりましたが、3ヶ月でなくしてしまったので、それ以来子どもに携帯電話は持たせていませんでした。ところがさすがに高校に入った息子が、部活(結局テニス部は練習が厳しくて体力的についていけないということで合唱部に入りました)の連絡などで必要だからという理由で携帯電話が欲しいというので、たださえ私立で金がかかるのにとブツブツ言いながら携帯を買ってやりました。

 ただ家族割引があるので単純に2回線で倍になるわけではなく、僕の基本料金が半分になるので、その割り引かれた額で息子の基本料金の安いプランをまかなえば、トータルではあまり変わらないはず。もちろん息子が使いまくればそれは机上の計算で終わってしまうのですが、息子の性格からしてそんなことはないでしょう。

 問題は家族でただ一人携帯を持っていない娘。さすがに以前紛失したという弱みがあるため、不満に思いながらも我慢していますが、中学に入ったら自分も持たせて欲しいと要求しています。ただこいつに自由に使える携帯を持たせたらどれだけ使いまくるかわからないので、少々こちらも警戒気味です。

 それにしても今や小学生でも当たり前に携帯電話を使いこなす時代になってしまいました。僕たちの子どもの頃は家に電話がない家庭も珍しくなく「呼び出し」という制度がまだ残っていました。我が家も電話が引かれたのは僕が小学校5年生の時でした。それまでは緊急の連絡は電報か、それとも近所の電話のある家の人が「電話だよ」と呼びに来てくれたものです。

 数軒の家で黒電話一台という時代からしたら、一人一台、しかもそれが全てポケットに入る携帯電話なんて(しかもその携帯電話でテレビが見られたり動画撮影ができたり位置確認ができたりするんですから)まさに隔世の感。当時の小学生が今の時代にタイムスリップしたら、「21世紀ってすげぇ!」と感心するんでしょうね、やっぱり。


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