幹事クリタのコーカイ日誌2005

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4月29日 ● やきもちやくふり。

 やきもちを妬くのは人間として自然なことです。誰だって好きな人に対してやきもちを妬くものです。ただ、それを素直に表現するか強がって見せるかは性格次第。なまじ「カッコ悪い」と思って妬いてない振りをしている方が意外とやきもち妬きだったりする場合もあります。

 あまりにも強い嫉妬心には誰しも辟易しますが、全然妬いてないよ〜という顔をして陰で苦しんでいるのもどうかと思います。誰も見ていないところで枕を投げつけたりして暴れられるのも怖いですから、適度に表現してくれた方が妬かれている方も楽です。

 ところで恋愛の駆け引き上手になってくると、やきもちも出し入れ自由になってくるようで、実は大して妬いていないのに妬いている振りをしたりする強者がいます。特にモテない癖に「モテ自慢」をするようなバカ男には、この「やきもち妬く振り」は有効です。「えー、それって何かちょっとむかつく〜、やきもち妬いちゃうな、ぷんぷん!」(って、珠緒か!)なんてやられた日には、バカな男は「こいつ本当に可愛いな、もう」なんて簡単にコロコロ手の平の上で転がされてしまいます。

 そんな女を傍目で見ている女性は「なにあの女!あんな奴に騙されている男もバカよ!」なんて柳眉を逆立てているわけですが、男にしてみれば自分に対して可愛ければいくらそれがポーズでも構わないわけです。そりゃちょっとは疑っていますが、かと言ってやきもちなんか一切妬いてない、という無理な振りをして強がっている女の子よりは、「ぷんぷん」の方へフラフラと行ってしまうものです。

 まあ男もさらに恋愛上手になってくると、無理して妬いてない振りをしている女の子の嫉妬心を上手にあぶり出して陥落させたりするんでしょうけどね。なにせ強がっている子が「妬いている」ことを認めさせられてしまったら、後はもう落ちるしかないでしょう。自分のやきもちを出し入れ自由にするよりも、相手のやきもちを出し入れさせられる方が上手なのは間違いありません。「やきもちコントロール」に卓越してきたら「プロ」と呼ばれる日も近いということで。


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