幹事クリタのコーカイ日誌2005

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4月6日 ● 大魔神の不倫と離婚。

 横浜ベイスターズの“大魔神”佐々木主浩(37)が夫人と協議離婚が成立し、女優の榎本加奈子(24)と同居生活をスタートさせていることを公表しました。佐々木と榎本の不倫騒動自体は以前から報道されていたのですが、ちゃんと離婚が成立してスッキリしたということで本人にとってはめでたいことでしょう。あんな若くて綺麗な女優と付き合えて羨ましい、という中年男性のひがみはともかく。

 世の中には不倫とか離婚とか聞くと、それだけで青筋立てて「とんでもないことだ」と非難する人(特に既婚女性に多いと思いますが)がいますが、いくつになってもどんな立場にあっても、恋愛感情というものは勝手に人の心にやってくるものですし、好きになってしまったものは仕方ありません。既婚者に対して積極的に「お薦め」することではないかも知れませんが、人間である以上「つきもの」だと僕は思います。

 そう言うと必ず「誰かが不幸になるような恋愛は認められない」と主張する人もいますが、恋愛というのは「誰かを選ぶ」行為である以上、選ばれなかった別の「誰か」にとっては不幸にならざるを得ないものです。既婚者の恋愛であろうが未婚者の恋愛であろうが「誰かが不幸になる」可能性は一緒なのです。もちろん既婚者の方がよりややこしくなることは確かですけど。

 それより問題は「恋愛にかまけてしまう」影響にあります。未婚者の場合は恋愛全力モードに入っても、周りも理解してバックアップしてくれるので意外と影響は小さくて済みますが、既婚者が恋愛に没入しても周りからの協力を得ることはもちろん難しいですし、むしろ誰にも話すこともできず、それゆえに余計にのめり込んでしまような傾向があります。もちろん、それゆえ不倫の方が恋愛としての「純度」が高くなる傾向もあるのでしょうが。

 佐々木にしてもマリナーズに移籍した年は好成績を残したのに、その後はどんどん調子を下げていき結果を残せなくなってしまいました。年齢や故障によるものだけではなく、そこには不倫と離婚協議による精神的ダメージが影響したのではないかと思ってしまいます。本人も「これからは野球に集中し」と語っているところからすると、今まではやはり野球に集中できなかったのでしょう。

 「大人の恋愛」とは周りに迷惑をかけず、自分の仕事をおろそかにせず、むしろその恋愛をエネルギーとしてさらに充実した毎日が過ごせるように、プラス方向に向かっていくべきものです。お互いにダメになっていくマイナス方向に引きずり合うような恋愛なら、さっさと別れた方がマシ。佐々木と榎本の場合も、これまでの経過は「マイナス」な恋愛だったと言うしかありません。離婚が成立してスッキリしたところで、佐々木が今年は復活できるのか、ちょっと注目したいと思います。


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