今月から社用携帯電話が全員に支給されて、晴れて僕もＦＯＭＡユーザーになりました。これまで某Ｔ社携帯を個人で１０年間にわたって使い続けてきただけに、最先端の携帯電話は面白くて仕方ありません。とりあえず私用電話はするな、というお達しなのですが、お試しにいろいろ使ってみました。「私用」ではなく「試用」ですから良いでしょう。使いこなせなければせっかく支給してもらっても宝の持ち腐れですからね。

　試してみたかった一番は「テレビ電話」。僕らが子どもの頃は「未来の電話はテレビ電話になる」と言われていて「ほおー、さすが２１世紀」と思っていました。そのまさにテレビ電話が実現しただけでも驚きなのに、その上何と携帯電話なのですから技術の進歩を感じます。

　で、坂口憲二になったつもりでテレビ電話してみたのですが、これが思ったよりもカクカクと動いていて、とてもＣＭのようにはいきません。もっとビデオくらい滑らかに動くのかと思ったので、少しガックリでした。

　次に着メロとか着うたということになるんでしょうが、僕は携帯はほぼ９９％マナーモードでしか使わないため、未だに何の設定もしていません。ただそのうちどれくらいキレイな音で聞けるのか試してみるつもりではいます。

　動画とメガピクセルのデジカメ機能もお楽しみのひとつでした。動画は４５秒まで録画できるようで、こちらは意外にちゃんと撮れるのでびっくり。とりあえずさっと撮れるのでメモ代わりにはなります。またデジカメもさすがにキレイでした。サイトに載せる程度の写真なら十分です。いや、何を今さらとドコモユーザーなら思うことでしょうが、某Ｔ社ユーザーは３年以上前から進歩していないのですから仕方ありません。

　その他にもいろいろといじっていると「こんなこともできるのか！」という発見があるのですが、何より携帯電話機自体の開発費がかかっていて、実にしっかり作ってあるなと言う印象です。当然と言えば当然のことなんですが、やはりユーザーの多いところには金もかけるんだなぁ、とつくづく新機種がなかなか出ない某Ｔ社の弱小さに悲哀を感じてしまいました。もちろん、話すだけとかメールくらいなら大差はないのですから良いんですけど、ただ電波の入らないところが未だに多いので、やっぱりそれも不便かなぁ。安いだけが取り柄では辛いです。