幹事クリタのコーカイ日誌2005

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2月17日 ● メールを保存するか。

 毎日たくさんのメールがきます。もちろんそれ相応の数の返信もします。携帯電話でのメールもこれだけ普及すると、大多数の人が毎日なんやかやとメールに追われる日々だと思います。

 で、僕が不思議に思っているのは、このメールの山をみんなはどうやって保存整理しているのかということです。僕は基本的に送受信したメールを個人別にテキストデータにして保存しています。メールは1対1のコミュニケーションですから、個人ごとに分類しておくのが後で一番わかりやすいからです。

 しかし、この作業は結構面倒なところもあり、毎晩作業するのは大変です。日付ごとにまとめて保存しておく方がはるかに楽なので、時々そうしようかという誘惑に駆られながらも、最初に個人別にしてしまった意地で未だに面倒なことを繰り返しています。検索するだけなら日付ごとでも大きな問題はないのですが、やはり「読み物」として考えれば個人ごと保存が一番です。恐らくほとんどの人は、そのまま何もしないで置いてあるだけなんでしょうけど。

 という話をある女性にしたら「えー、そんな面倒なことしてないよ、メールは読んだら捨てちゃう」と驚かれて、そうかぁ、捨てちゃうのか、とこちらがビックリしてしまいました。何でもメールはたまって「うざい」からどんどん削除してスッキリするんだそうです。

 メールは文書であり郵便による手紙の延長線上にあると考えている僕には、ほいほいと捨てることが心情的にできません。手紙と違って保存しておくのにとりたててスペースを取るわけでもないので、余計に捨てるのは忍びないと思って保存してしまうのです。

 ところが先ほどの女性のように考える人は、恐らくメールは電話の延長線上にあるのではないかと思います。電話での会話はその場限りで録音でもしない限りは全て流れていってしまいます。メールもそれと同じで、基本的には用件さえ伝えれば後はくだらない雑談なんだから、保存する価値なんてないと思っているのでしょう。

 僕が携帯メールを好まないのも、打つのが面倒という理由だけではなく保存性が低いからです。なにせ携帯電話の中にしか保存されていないのですから、新しい機種に変更したら、もうそのデータは電話機と一緒に処分です。携帯電話の中にある写真も同様。もちろん大事なメールや写真はPCに転送して保存してありますが、どこか寂しい気持ちがしてしまうのです。

 男性に比べて女性の方が「過去にこだわらない」人が多いような気がするので、きっとメールを保存しない人も女性の方が多いのでしょうね。まあ女性に昔のメールを保存されて後々それをネタにいじめられるよりは、メールなんて保存しないという女性の方が男にとっては嬉しい存在なんだと思いますけど。


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