幹事クリタのコーカイ日誌2005

[ 前日翌日最新今月 ]


 
2月5日 ● イトーヨーカドー安城店で。

 最初にこのニュースに触れた時にカラダがびくっとしました。イトーヨーカドー安城店で幼児が刺殺された、犯人は住所不定の通り魔で凶器は包丁。大阪教育大池田小の惨劇を思い出させる凶悪な事件ですが、何より驚いたのは、その現場がかつてよく子どもを連れて遊びに行っていた、まさにその店のその場所だったからです。

 もちろんうちの子どもたちはすでにスーパーで遊ぶような年齢ではありません。しかし10年前は今回被害に遭った姉弟のように、あの場所で2人で遊んでいたのです。どんなに悲惨な事件でもメディアを通してしまうと、どこか他人事に感じてしまいますが、10年の時を隔てているとは言え、あの時の自分たちの姿とこれだけ重ね合わせることができると、思わず心とカラダが反応してしまいます。

 犯人がどういう人間なのか、まだ詳しいことは報道されていません。しかし、恐らく死刑になることはないだろうし、もしかしたら心神耗弱とか言われて無罪にすらなりかねません。もし自分の幼い子どもが、意味もなくこうして殺されてしまったら、そんなことを果たして許せるでしょうか?

 自問するまでもありません。怨恨や、やむにやまれない犯行とは違うのです。死刑にしたって許し難いこういう犯人を、一生罪を悔いさせ続けるような刑罰はないのでしょうか?危険な場所でのボランティア活動なんて甘過ぎます。被害者の家族の癒しと、我々の安全を守るために、誰か「これだ」という刑罰を発明して欲しいものです。


とりあえず、読むたびに(1日1回)

を押してください。 日記才人という人気ランキングに投票されます。
初めての方は、初回のみ投票者登録画面に飛びます。
結構更新の励みにしていますので、押していってくださると嬉しいです。