幹事クリタのコーカイ日誌2005

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1月18日 ● メールの返事考。

 よくweb日記を読んでいると「お返事のメールが遅れています」とか「メールいただいてもご返事できません」とか書いてあるのに出くわします。僕はメールの返事ができないとか遅れるといった経験がないので、そのたびごとにいろいろな意味で「へぇ」と驚いています。

 メールが溜まってしまう原因としてまず考えられるのは、メールの量が半端じゃないということでしょう。僕の場合1日にやりとりするメールは仕事もプライベートも含めて30〜40通くらいですし、そのうち返事が必要なメールはそのまた半分程度ですから、返事が書けない量ではありません。むしろ、余計なことまで書けるほど余裕綽々です。しかし読者の多いweb日記を書いている人なら、もしかしたら1日100通も200通もメールを貰う人がいるのかも知れません。僕には考えられないことですけど、もしそうならいちいち対応できないというのも無理ありません。

 またいつも忙しくてゆっくりパソコンに向かってメールを書いている暇がないという場合もあり得ます。web日記を書く余裕があればメールくらい書けるだろうと思われる人もいるかも知れませんが、web日記を書く時間を捻り出すのがやっと、という人もきっと多いのです。物事には優先順位があります。メールの返事を書かないくらいで人は死にませんから、他に優先すべきことがあれば後回しになるのも仕方ありません。

 僕はメールが来たら基本的に即時、遅くとも翌日には返事を書いて送ります。メールを読んでから24時間以上放置することは5%以下です。メールの返事がそれ以上遅れた時は、とても返事が書きにくい内容で、どうしようか困っている場合か、事故や病気などのアクシデントがあった場合のみです。そうしているのにはいろいろ訳があります。

 まず僕がこまめにメールの返事を書いているのは放置しておくと「忘れる」からです。毎日いろいろメールが届くし物事の展開も早いので、しばらくすると紛れてしまって返事をしたかどうかもわからなくなるし、時期も逸してしまいます。だから、来たメールにはとりあえずすぐに返事を出すよう心がけています。

 次に単純に「メールが好き」ということもあります。仕事などの単なる連絡のメールはさすがにそう好きではありませんが、プライベートなコミュニケーションを深めるためのメールは大好きです。その気分はちょうど若い頃の長電話と同じです。特に用件はなくても、何となくつながっていたいと思うあの気分。メールでとりとめないことを書くのはあれと全く同じ心理です。

 さらに言えば、メールの返事を出さないというのは自分自身が落ち着かなくて気持ち悪くてイヤだというのもあります。メールを貰ったまま返事を出さないで放置しているのは、お金を借りて返さないでいるのと同じような気分なのです。いや、お金じゃなくて食事を奢ってもらったり、お土産を貰ったりした時と同じくらいの気分かな?要はちょっとした「借り」を作ってしまったようで、早く返したくてうずうずしてしまうのです。

 これはもう感じ方の問題ですから、僕と同じように他の人も感じるかどうかはわかりません。これを読んで「そう言えばクリタさんにメールの返事を出してない」とか「忘れていた」とか思う人もいるかも知れませんが、そういうプレッシャーをかけたくて書いている訳ではないので悪しからず。もちろん、返事くれるならそれはそれで大歓迎ですけど。


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